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2011年5月8日 - 2011年5月14日

2011/05/11

【0439】5月の沿線行事など

初夏の沿線イベントの話題をまとめて。どうぞチン電でお出かけ下さい(^^)。

●住吉大社
御鎮座千八百年記念大祭(5月12日)
奉祝行事(5月13日~15日、ほか)

※5月14日の奉納演奏会 清水玲子氏ヴァイオリン演奏(第一本宮 14時)は、関西弦楽研究会様のほか、私共も日頃お世話になっている安立ミュージックストリート(AMS)様、地域活性支援センター 朱雀のつばさ様と共に、RACDA大阪・堺も協賛させていただいております。
住吉大社様サイト>御鎮座千八百年記念大祭
http://www.sumiyoshitaisha.net/news_static/20110415.html

● 大道筋にて提灯掲出(5月11日~15日)
住吉祭の風物詩だった、紀州街道の沿道提灯を復活!
堺区九間町大道(阪堺線神明町電停付近 東側)
・住吉大社御鎮座千八百年の記念
・東日本大震災 鎮魂と復興への祈念
・阪堺線と沿線の活性化への希望
以上の思いを託し、九間町の地元有志が、大道筋にて提灯を点します。こちらはRACDA大阪・堺、F様も参画されています。

●浜寺公園イベント
ローズカーニバル(5月15日)
バラ園夜間延長(5月8日-22日)
バラ園20周年(5月21日)
北児童遊戯場リニューアル済
大阪府公園協会様サイト>浜寺公園
http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/hamadera/main.html

● いちびり検定(5月15日)
私K生も当選しております。お会いできた皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

●堺市「平成23年春季堺文化財特別公開」(5月20日(金)~24日)
堺観光コンベンション協会様サイト>平成23年春季堺文化財特別公開
http://www.sakai-tcb.or.jp/info/index.php?id=274

●朝日・5私鉄リレーウォーク(5月22日)
-住吉大社御鎮座1800年記念- 歴史と文化の街・堺~吾彦観音をへて「すみよっさん」へ
南海電気鉄道様サイト>ハイキング情報
http://www.nankai.co.jp/cgi-bin/hiking.cgi?ds=03&dt=2011-01&volcd=s

●帝塚山音楽祭(5月28、29日)
帝塚山音楽様サイト
http://www.tezukayama.com/hoge/ongakusai/

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2011年4月 浜寺駅前

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【0438】チンチン電車 花景色2011年5月

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2011年5月 寺地町-御陵前

上はアゲハチョウ(並揚羽)。下はアオスジアゲハ(青条揚羽)。前者の幼虫はミカン科植物を食し、後者はクスノキなどに育ちます。子供の頃よくコイツら飼ってまして、羽化すると嬉しいけど、放す時が寂しくて・・・という話はどうでもいいのですが(^^;、春の沿線は蝶も人も楽しませてくれています。簡単に見ていきましょう。

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2011年4月 北畠
まずは桜から。今年は長く見られたようです

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2011年4月 御陵前
こちらは堺、土居川の桜並木

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2011年4月 妙国寺前
色とりどりのチューリップ

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2011年4月 綾ノ町
花の大道筋 年間を通じての取り組みの成果です

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2011年4月 神明町
ツツジは少しずつ場所を移しピークを迎えています

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2011年5月 寺地町
これは直近の例 車内でも花の香りが感じられます

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2011年4月 綾ノ町
ここにも小さな花が咲いています(【0277】参照)

特に「花の大道筋」については沿線の名物としても定着しており、堺観光コンベンション協会のサイトでも、しばしば紹介されています。ただいまはツツジをテーマとしてPRが行われています。

堺観光コンベンション協会様サイト>『チンチン電車のお花畑』情報<5月2日掲載>
http://www.sakai-tcb.or.jp/topics/index.php?id=132

コンベンション協会さんのサイトは大変熱心に更新されており、古くなった情報は消えてしまいますので、閲覧時点で見られない場合はご容赦下さい。最近では4月8日付でも『チンチン電車のお花畑』紹介がありました。マメに見にいかれる事をお勧めします。

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【0437】帝塚山音楽祭2011 HM掲出開始

音楽祭のマークを付けた電車が出てきています。

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2011年5月 船尾-浜寺駅前

確認できたのは706、710、607、606など。もう少し見ていきたいと思います。住吉大社のマークと振り変わっている車もあるようです。

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2011年5月 高須神社

沿線にもポスターが登場。おなじみとなった鮮やかなマゼンタです。

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2011年5月 高須神社

音楽祭は5月28日、29日の開催。今年は25周年を迎え、エリア、内容ともに過去最大レベルになった感があります。「すみ博」との連携も盛り込まれているようで、長年に亘る地道な取り組みが、いよいよ結実してきた印象を強くします。塚西の壽光寺さんも会場として初参加、阪堺電車のライブ電車も走ります。薫風の帝塚山、今年も非常に楽しみです。

帝塚山音楽様サイト
http://www.tezukayama.com/hoge/ongakusai/

昨年の様子の一端は、【0099】 【0100】等をご参照下さい。

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【0436】大道筋 停車位置目標を塗装

こちらはささやかな整備ネタですが、先般から大道筋の電停で、停車位置目標が塗装されているようです。

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2011年4月 妙国寺前(下り)

併用軌道区間での停車位置標は、従来は敷石(または舗装)に鋲が2つ配されているのが通例だったようですが、先般から軌道整備が進む中で、赤い標板が置かれている電停がいくつか見られていました。上出の妙国寺前(下り)では、舗装の整備に伴い、停車位置目標が白く塗装で表示される事になったようです。

この塗装は在来区間でも実施されているようで、大道筋の多くの電停で確認する事ができます。

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2011年4月 御陵前(下り)

御陵前は旧来の鋲が残っていますが、これも上から塗装が施されています。この鋲は古くから(少なくとも大道のセンターリザベーション化当時より)あるもので、これも隠れた歴史の証人と言う事ができます。上出の御陵前では、近年に電停移設が行われていますので位置は変わっていると思いますが、パーツ自体はそのままだろうと思います。御陵前付近は南堀川橋梁の整備を待って、一番最後にセンターリザベーション化が行われた区間であり、この鋲はかなり貴重な存在ではないかと考えています。

実際のところ、電車の運転士さんは停止位置を完全に体得されていますので、鋲が目立たなくでも問題はないのだろうと思いますが、こういった設備が整備されている様子は、傍目には気持ちがいいものです。さらに美しい大道筋区間になる事を期待しております。

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【0435】浜寺 線路整備の一端

浜寺駅前付近、終点の手前では交換用資材が準備されていますが、先日はまたまた枕木がオフセットされた線路を目撃しました。

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2011年5月 浜寺駅前
刻印からは発生品のようですが、立派な50Nのレールです。枕木は完全新品です。路面電車には十分なものだと思いますし、次はどこに使用されるのかなぁと楽しみになります。2つあるうちの一つは、緩く左にカーブした線形に使用されるようで、堺市内でしたら綾ノ町の手前か、御陵前のトリアイあたりかなという気がしますが、さてさて・・・。ともあれ今後も、軌道改修の進展に注目しましょう。

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【0434】海道畑 沿線の小変化と連立の行方

3月頃から船尾-浜寺駅前間の南海本線交差箇所(海道畑)を過ぎた山側で、昔からあったお屋敷が撤去され、造成工事が始まっています。

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2011年3月
南海本線の連立に関する工事が始まったのかな、と思っていたのですが、工事の様子や周辺の状況を見ると、これとは別のもののようです。撤去されたお屋敷は松林が美しく、海側から撮影できるスポットだったのですが、残念ながらこれも消えてしまいました。

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2011年2月 船尾-浜寺駅前

海道畑付近では阪堺線の高架左手(南海本線諏訪ノ森方の海側)でも宅地造成が行われているようで、南海本線連立工事への対応については、まだ具体的な動きが確認できていないようです。本線連立に関しては情報が錯綜しており、工事期間中の阪堺線の部分運休(船尾で打切り)等というプランもあるのではないかと心配する声が地元から聞こえています。
本線連立の計画が検討、具体化されたのは10年程前かと思います。この時期、事業者としては阪堺線堺市内の撤退を検討し、一方行政も、阪堺線に関してはさほど関心を示せていないという状況であったかと思いますので、工事箇所での阪堺線の運休というような考え方が浮上していたのかも知れませんが、現在は当時とは阪堺線をとりまく状況が全く違いますし、行政の事業の進め方や広報の考え方についてもまた、10年前とは異なっていると信じたいものです。
地元の方からは、「浜寺公園に行かない阪堺線やって有りえへん」との声が強く聞かれております。私もまさか、とは思っておりますが、これが実際に杞憂で終わるよう、常識的な計画がキッチリと公表されるよう、願っているところです。

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【0433】1800年目前 住吉大社 NATTS5月号でも特集

NATTS5月号が出ています。今月は巻頭から、住吉大社が大きく取り上げられています。「話題の沿線スポット」というテーマで、秋からのNHK連続ドラマの舞台となる岸和田とペアで、御鎮座1800年を目前にした住吉さんが特集されています。ペーパー版では2.3面にまたがる力の入れようで、もちろん「まん福チケット」も紹介されています。

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南海電鉄 NATTS様サイト
http://www.natts.net/feature/

1800年記念大祭は今月中旬、12日を主に、月末まで多彩な行事が予定されています。
住吉大社様サイト>御鎮座千八百年記念大祭
http://www.sumiyoshitaisha.net/news_static/20110415.html

NATTSの沿線連載の方は一休みのようですが、来月号に期待しましょう。全国的に「6月10日は路面電車の日」です。

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2011年4月 住吉鳥居前

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【0432】みさき公園で稀少グッズ発見

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みさき公園へ行ってきました

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さすがに連休 すごい人です

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話題の新人 音羽ちゃん

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ラマのみなさん

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プリキュア公演 どこの子も一斉に反応

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みさきの鉄分(1)
ゲージ600位? バッテリー駆動の模様 勾配はフォロー有

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みさきの鉄分(2)
485は1000台 新幹線は試作車風か

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みさきの鉄分(3)
白鳥号 ちゃんと2両目がサロになっています

等と盛り沢山な一日を過ごし(^^;グッズ売り場を覗くと・・・ 
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んっ?

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161あるやん!

阪堺電車携帯ストラップ(【0220】参照)のうち、沿線では完全払底となっている161形仕様、みさき公園売店には若干数の在庫がありました。知人から頼まれていたので、私もホッとしています。ここでも一番人気は161形のようですので、ご所望の方はお早めにどうぞ。ピタパでも対応可です。

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今回使用したのは、「みさき公園わくわくきっぷ」 往復のサザンも盛況でした

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Mipoカード2種 緑が通常発行分 橙のがクーポン引換分

みさき公園様サイト
http://www.nankai.co.jp/misaki/
南海電気鉄道様サイト>みさき公園わくわくきっぷ
http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/wakuwaku/index.html

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【0431】おもてなしチケットの優待例~ホテルサンプラザのクーポン

3月から発売されている「おもてなしチケット」、行楽期に入り車内で目にする機会も増えてきました。利用者優待のうち、当初から気になっていたのが、シティホテルホテルサンプラザさんの優待クーポンです。

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これが優待クーポン。ホテルフロントで「おもてなしチケット」を提示すると発行してもらえます。200円券×5枚つづりです。発券日から3ヶ月有効。

本線の堺駅近く、落ち着いた上等なホテルとして知られるサンプラザさんですが、1Fレストラン(休日は休みの時があるようです)のお昼のランチはリーズナブルで、私もしばしば利用しています。お勧めは「おばんざいバイキング」で、日替わりの一品にご飯、味噌汁がついていて(これだけでも一定十分な位)、プラス好みのオカズをバイキングできるという内容。これで定価700円です。ここで優待クーポンを使用しますと、200円分引いてもらえるという、非常に豪勢な昼ゴハンになってしまいます。いつもクーポンでは気の毒な気もして、コーヒーをセットにすると150円加算になりますが、これでも定価より安くなってしまうという・・・。これでセッセと、地元の内需拡大している昨今(^^;。勿論この他にも、美味しいメニューがあります。

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ホテルのパンフには阪堺電車の姿も

【0381】では、「おもてなしチケット」は地元ユーズとしても効果がある企画であると申しましたが、私自身、恩恵に浴しておりますので、ここでご紹介する次第。地元の方も、観光客の方も、是非ご検討下さい。サンプラザさんは阪堺線ですと宿院の電停からフェニックス通りを海側へ徒歩5分くらい、住吉橋を渡ってすぐです。ちなみにこの場所、大浜線が当初予定の通り中環に復活していたら、川尻-龍神(新)の電停に近かったハズの地点(旧住吉橋電停の北側に相当)です。レストランの窓からもフェニックスが見えます。いろんな縁を辿りながらの昼食も一興かと思います。

シティホテルホテルサンプラザ様サイト
http://hotel-sunplaza.com/meal.html

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【0430】泉北高速版発売中 まん福チケット

【0417】既報の通り、堺住吉まん福チケットの泉北高速版が4月末から発売されています。

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予想通りというか、カラーは泉北ブルーです。券面下には、泉北5000系(ハッピーベアル)と阪堺161形が配されています。同梱のパンフは山陽・阪神版と統一されており、今後はこのフォーマットで行くものと思われます。なので先に出ていた山陽・阪神版の専用パンフはレアものになるかも知れません。

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2011年4月 泉北高速 深井
泉北の駅掲示のポスターも山陽阪神と連名になっています。

先にも記したように、和泉中央からでも1300円というのは相当に廉価な設定です。多くの方に有効に活用される事を願っています。大阪南部のゾーンチケットとして、更に拡張性があるようにも思います。いろんな意味で今後にも注目したいキップです。

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【0429】天阿2B 今に伝わる古レール

天王寺駅前の話題をもうひとつ。
阿倍野筋の西側歩道、いまキューズで激しくにぎわう界隈ですが、この付近に一本、非常に値打ちのある架線柱が残っています。

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2011年4月 天王寺駅前

天阿2番Bの架線柱。初代阪堺電軌草創期に併用軌道区間で多用された古レール(46瓩グループドガーター)が活用されたものです。いわゆる溝付レールの一種という事になりますが、阪堺タイプは大柄で角ばったタイプで、ちょっと他に例を見ないものといわれています。私も他社線での使用例は見聞した事がなく(ご存知の方は是非ご教示下さい)、古レールの歴史の中でも貴重なものではないかと思います。

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グループドガーターは地面に埋め込まれるように設置されていたようで、メンテナンスには相当に苦労があったようです。結果として大正末期には一般的なT形(高T35瓩)に交換されたと記録にはあります。線路での活躍期間は短かったのですが、鉄材としては当時十分に価値があったと思われ、架線柱として各線で活用されています。阪堺線では東粉浜付近の一帯、高須神社から綾ノ町にかけてのカーブ辺りなどで見られる他、高野線の橋本-高野下あたりにも結構使用されているようです。

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この天阿2Bについて、詳細はよくわかりません(^^;。とりあえず公文書等で調べられた範囲では、線路としてグループドガーターをT形に変更との申請が出されたのは1921年、次いで架線柱を木製等から古レール材に変更との申請が1922年から1923年にかけて出ているようです。南海鉄道発達史(1938年発行)の軌條一覧表(342頁)では、46瓩レールは1924年段階で解消されたとなっています。電車線の改良工事表(438頁)では、上町線(天王寺駅前-松虫)は1931年末時点でセンターポールを側柱に変更、支持物変更(鋼管柱を溝型鋼組合二脚鉄柱、角鋼組合四脚鉄柱)が記録されています。天阿2Bは前者に相当するのかと思うのですが、後述の通り、断定できない面も若干あります。また後者の角鋼組合四脚は、松虫までの区間(天阿および阿松)で今も多数確認できます。こちらは山側(A)と海側(B)で建植年に若干差異があり、当時の阿倍野筋の拡幅工事等と関係があるものと考えられます。ちなみに電車線改良工事表での阪堺線区間は、1924年時点で木柱や鋼管柱と混用で軌條組合二脚鉄柱が使用されていたとあり、東粉浜や綾ノ町のものは、これを指すものと思われます。御陵前以南は1929年の段階で木柱を鋼製(専用軌道二脚、併用軌道四脚)に変更となっており、これは今も大半が残っています。また大浜線水族館前以遠は1938年に木柱を軌條組合二脚に変更とされています。こちらはどんな軌條だったのか興味深いところですが、跡形もありません(中学のときに探しましたが(^^;)。

天阿2Bに戻って現物を見ますと、現在の架線柱標では「大3.4」と記されています。額面通り見ると1914年建植となりますが、架線柱標は戦時中を中心にかなり滅失があったようで(いま浜寺方面の一部架線柱には金属製の南海鐡道の旧標が見られますが、これらは奇跡的に残っているものだと思います)、ちょっと考証が必要となるかも知れません。他の46瓩架線柱の状況を考えると、大正13年(1924)、または昭和3年(1928)なのではないかなという気がするのですけど、何せ界隈ではこの一箇所だけなので、これも安易に断定はできません(^^;。周辺の状況、46瓩グループドガーターの更新度合を考えると、実際に1914年であった可能性も否定できず、そう思って見ると天阿2Bの根元の建て方が、他の46瓩架線柱と少し感じが違っている気もします。ただ1914年だったとすれば、南海阪堺の合併前になりますので、特殊なレールである46瓩を、初代阪堺電軌と南海上町連絡線で共に使用していたという事になり、ここが一番の難題になるような気がします。

個々の架線柱の改変は、なかなか公文書でも確認が難しいです。46瓩グループドガーターはその特性から刻印の滅失も大きく、現物を見ての年代特定が困難なようです。ただいずれにしましても、モノが100年前のレールであり、架線柱として再生されてからも80年以上になる逸品である事実には変わりがありません。この天阿2Bは、長らく道路標識で半分隠れてしまっていたのですが、先日から全貌が見られる環境になりました。阿倍野筋の拡張に伴い、遠からず姿を消してしまうものと思われますので、キューズ訪問の際には目を向けて、その歴史に思いを巡らせていただければ、と思います。

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【0428】天王寺駅前の小変化

上町線、天王寺駅前の終端部でも、なにやら工事が行われているようです。

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これは2011年4月末時点の様子。この付近、3月くらいからコーンを置いての区割りが行われていて、乗降動線の分離が図られているのかな、等と思っていたのですが、4月に入って工事が始まっています。

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今から車止め増設とは思えませんし、架線柱にしては細い感じもします。

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横(海側)に建設中のマンションには、新歩道橋へのアプローチ用と思われる欠き取りがあるようです。今回の工事箇所と微妙に横方向は重なっているのですけど、これが関係あるのかどうかはわかりません。数年後には大きく状況を変える天王寺駅前。界隈の状況には今後も注目していきましょう。

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【0427】天王寺駅前 こども写生会の絵画展示(チンチン電車愛する会)

天王寺駅前の地下通路(ステーションギャラリー)に、子供さんが描いた絵画が展示されています。
「堺のチンチン電車を愛する会」が浜寺公園で開催されたイベントの際に寄せられた作品で、交通遊園に保存されている130号電車の姿が描かれています。

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2011年4月 天王寺駅前

ただいま展示されているのは昨秋の浜寺オータムフェスタの際のもので、塗装変更前の130号の様子が見られます(【0336】参照)。3歳くらいから低学年あたりの子供さんが、一生懸命に書いた絵が並んでいて、混雑する天駅での一服の清涼剤になっている気がします。
この種の企画は度々行われており、堺の枠にとらわれず、ターミナルでチンチン電車の訴求を図った企画として、高く評価したいものだと思っています。今回のものも以前から展示されていたのですが、紹介しそびれていて申し訳なく思っております。天王寺の話題の一環としてお伝えする次第。お立ち寄りの節は、どうぞご覧下さい。

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2011年4月 天王寺駅前
阪堺電車の案内なども、ささやかに配されています。Nさん手製の沿線案内(【0391】も貼られています。

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