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2011/01/29

【0354】昭和の南海ロゴ 南海ホークスツアー電車(5)

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2011年1月 綾ノ町-高須神社

今回の企画は非常に凝ったものでしたが、特に163号の愛好団体の方々の装飾は感心、感激させられました。上下両方ともに書体、色調等、どストライクなデザインが施されており、南海電車とホークスに深い造詣と愛着をお持ちの方がプロデュースされているものと思います。知ってる人ほど大拍手されている事でしょう。

特に以前から気になっていたのが、この「南海ホークス」のロゴデザインです。1970年代中盤頃、南海グループ全体に使用されていた書体です。球団では入団発表の記者会見とか、難波駅の外壁に出ていたのを記憶されている人もいらっしゃるかと思います。よくコレを発掘されたと感心しています。

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拡大しました。

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「黄金の日日」記念フリーきっぷ(南海軌道線 1978年)

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マリンホーク就航時パンフ(南海フェリー 1984年)

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南海電鉄100周年記念 タバコ化粧箱(南海商事 1985年)

このタイプのロゴ、特に「海」の字に特長が出ていますが、視認性がよくて力強く、沿線では長らくお馴染みでした。たぶん社章新調(新はぐるま)の際に併せて用意されたものと思いますが、原形はかなり古くから使用されていたようです。

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南海電車案内(南海鉄道 1921年)
確認できた範囲では大正10年のこのパンフがありました。高野合併前です。既に「海」の字に萌芽が見られます。

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大浜潮湯案内(南海鉄道軌道線 1938年頃)
「海」の字はパターンから違いますが、角ばった意匠はほぼ確立されているようです。

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沿線案内(南海電気鉄道 1950年頃)
戦後、近畿日本鉄道から分離した後のもの。やや縦長ですが、エッセンスは南海復活を意識しているものと思われます。ちなみに1950年、大阪球場が完工。この沿線案内から掲載されているようです。

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沿線案内(南海電気鉄道 1956年頃)
戦後の完成形と思われるデザイン。上記の社章新調の際には、これをリニューアルしたものが制定されたと思われます。

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軌道線定期券(南海1979年)
ロゴは75年頃の発行機使用の乗車券にも使用されました。今思うと、定期券の記載駅名にも独自のフォントが使用されているようです。これは改札での評判も良かった事でしょう。軌道線分だけでも解明したいものです。

グループロゴもリニューアルは70年代半ばのようです。阪堺電気軌道(2代)発足時は80年なので間に合っていない事になります。実際、印刷物等では使用されたものを確認できていないのですが、これに準拠したと思われる意匠が、今も見られています。

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2011年1月 恵美須町

軌道線分離直後に変更されたもので、右側はたぶん南海時代のものを流用しているものと思います。一部分のみ取替というのが、軌道線の緊縮ぶりを物語っているなぁと当時感じたものでした。この状態になって、この冬で30年になります。目立ちませんが、貴重な歴史の証人だと思います。
という事で、電車の話に戻ってきたようです(^^;。

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