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2010年12月19日 - 2010年12月25日

2010/12/23

【0301】堺市:阪堺線支援策の具体案を発表!

12月22日の堺市長会見にて、来年からの具体的な「阪堺線利用者拡大策」が発表されました。

堺市長定例記者会見 2010年12月22日
「阪堺線の利用者拡大策」の実施について
http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_koho/kaiken.html
ユーストリーム動画
http://www.ustream.tv/recorded/11576066?lang=ja_JP

堺市役所様サイト>建築都市局>交通政策課利用者拡大策の実施について

http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_tetuki/riyou_kakudai.html

今回の施策は「阪堺線(堺市内区間)の存続に係る阪堺電気軌道との基本合意について」(2010年10月20日締結)に基づき、阪堺線(堺市内区間)の継続的な運行を図るためのものとされています。以前に構想が示された通り、運賃均一化(200円)の実施と高齢者運賃割引の導入が今回の2本柱で、「福助電車」についても会見で発表されています。

◎堺市内・大阪市内区間の運賃均一化

平成23年1月15日より実施。堺市内~大阪市内の2区間運賃(大人290円、小児150円)を1区間運賃(大人200円、小児100円)均一運賃に。堺市の交流人口の増加を図るとされています。対象者、区間(阪堺線・上町線)、また期日に制限はありません。

◎高齢者運賃割引

平成23年1月15日より実施。市内在住の満65歳以上の方は阪堺線を1乗車100円で利用可に。高齢者の外出支援と社会参加の促進を図るとされています。対象は「おでかけ応援カード」提示した満65歳以上の市民。利用可能日は毎月5・10・15・20・25・30日の各日です。乗降電停の少なくともどちらか一方が、堺市内である事が条件です。

市長会見では運賃均一化で年間12万人の利用増を見込んでいると伝えられました。以前の均一運賃社会実験(2006年秋)の際には、2ヶ月間で3万人の利用増(137%)があったと報告されていますので、最近の阪堺線の勢いから見て、今回の数字は達成可能であろうと思います。また高齢者運賃割引については5.9万人の利用増が見込まれているようです。
会見ではこの他、3月からの堺市内ゾーンチケット導入についても言及されました(こちらは3.6万人の利用増を見込)更に市長のご見解として、運賃低減による利用者増から始まっての阪堺線周辺でのイベントの盛り上げについても語られました。自転車との連携についてもプランが検討されているようです。軌道補修についても市長からの言及がありましたので、今後の展開に大いに期待したいところです。

項目としては以前に報じられていたものではありますが、具体的な内容が日程と共に、しかも市長自らの言葉で発表されると、やはり心強いものがありますね。素晴らしいクリスマスプレゼントになりました。

なので2区間回数券は、まもなく見納めになろうと思います。また正月の臨時キップ(住吉発)も同様かと。コレクションを所望されている方は、お早めに購入しておかれる事をお勧めします。運賃表などの掲示も、どうぞ記録しておいて下さい。

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2010年12月 501号 2点撮影:I様
ワーキングの若手I様から本日、早速出てるよ、と。通勤時の写メ画像です。

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【0300】南海ホークス貸切電車を運転! 南海国際旅行の快挙

南海ホークスの愛好者を対象としたイベントが、阪堺の電車を貸切って実施されます!!!

南海電気鉄道様サイト>
2010年12月21日 南海国際旅行 「さあ行こう! 栄光の南海ホークス日帰りツアー」を発売します
http://www.nankai.co.jp/groupinfo/news/pdf/101221.pdf

南海国際旅行様サイト>
2010/12/20「さあ行こう!栄光の南海ホークス日帰りツアー」
http://www1.nanka-e-tabi.com/ntiweb/TourDetail.aspx?tc=DOF5S1HAWK01#start

運転日は2011年1月23日。行程は、恵美須町→我孫子道→浜寺駅前→我孫子道(元ホークス選手とツーショット撮影会)→恵美須町→→南海今宮戎→南海なんば→なんばパークスホームプレート跡→記念撮影後解散(南海ホークスメモリアルギャラリーへ案内)希望者は2次会あり@SPORTS BAR 難波のあぶさん

電車にはホークスの元選手、応援団も同乗し、トークショーや応援再現もあるとの事。南海ホークスのロゴが入ったオリジナルT シャツがプレゼントされる由。またサントリープレミアムモルツのコラボもあるようです。
参加費は6600円、募集人員は70名となっており、貸切は2両出るかも知れません。参加受付は21日から開始されており、国旅店舗の他、国旅サイトでもOKとなっています。

ええ企画ですねー。
南海ホークス、実にいいチームでした。2リーグ分立以来20年近く、2位から下になった事がない名門やねんでという話は、子供の頃に近所のオッちゃんから毎日のように聞かされていたものです(笑)。当時は佐藤道郎投手と柏原純一選手が大好きで・・・。後年は決して強くない状態が続いておりましたが、87年終盤までのAクラス争いは印象に深いものがあり、若い選手が出てきた矢先に球団が消えてしまったのは残念な限りです。ソフトバンクになってからの70周年イベントの際は、南海グッズが大好評だったと報じられましたし、今も懐かしむファンの方は数多いようです。私は逆指名とかFAとか球界再編とかを見聞する内、、すっかり野球場とはご無沙汰になってしまいましたが、昭和のパリーグは味があって良かったなぁと回想にふける四十男は、ここにも一人居てたりするわけです(^^;。

電車の話に関連すると、平野線が在った頃に乗務されていた車掌さんにホークスの強力なファンのYさんという方が居て、沿線では有名な存在でした。後に鉄道線に移動されたかと思うのですが、中休の時間には2軍の試合にも足を運ばれて、熱心に観戦されていたのを覚えています。軌道線とホークスが好きやという私を、すごく可愛がって下さいました。もう定年を迎えられていると思いますが、今もなつかしく思い出します。
また先年まで神石の賢明幼稚園に阪堺線の電車(212号)が保存されていたのですが、この実現に尽力されたのが、かの杉浦忠さんでありました。1975年頃だったか、ご関係の方が同園に通われていたとかで話が進められた風に聞いていますが、黄金期の大エースが、阪堺線の電車を大事にして下さっていたという話は、いろんな意味で誇らしかったものでした。

こんな話を書き出すとキリがないのですけど(^^;、現役の南海関係者の方がホークスにスポットを当てるプランを出された事、またその舞台として阪堺電車を使用してくれた事など、とても嬉しい限りです。今回の企画、是非成功して欲しいものです。私は23日は微妙なんですが、これは調整の要があるかなぁ・・・。ご検討中の方は、どうぞお早めにお申込を。もしお会いできましたら、よろしくお願いいたします。

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1984年8月 大阪球場
当時は貴重だった南海爆勝のスコアボード(^^;。
ピッチャーはYさんがご贔屓だった山内孝徳選手です。ショートには夭逝の名手・久保寺雄二選手の名前も見られます。

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【0300】MOMO ワイン電車に乗車して ~岡山大会(4)~

大会前夜には、NPO法人 公共の交通ラクダ様の主催による臨時「ワイン電車」が運転され、私達メンバーも乗車させていただきました。写真主体に。

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2010年11月 岡山駅前
車両はご存知 MOMO 9200形です。いよいよ第2編成が具体化したそうです

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2010年11月 岡山駅前
発車前のテープカット 右端が国土交通省松谷審議官 ワーキングの活動は以前からご存知であったとお話くださいました(^^;。

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2010年11月 車庫
LEDで彩られた車内

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2010年11月 岡山駅前
外から見るとこんな感じ 慣れているはずの地元の方からも、多数の視線が注がれていました。

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2010年11月 岡山駅前
実においしかったです(^^) ほぼ毎回満席だと伺っています

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【0299】論集掲載原稿 ~岡山大会(3)~

岡山大会論集の原稿を下記に示します。
原稿には紙数制限があり、内容はかなり要約を迫られています。また発表にあたっては15分の持ち時間が定められており、パワーポイントを併用しつつオーラルでの説明を行う形となりましたので、原稿に当日の発表内容の全てが含まれているものではありませんが、この点ご容赦下さいませ。
なお脱稿は10月22日で、当初〆切を数日遅れています(^^,。理由は文中記載の通りですが、ご理解いただきました事務局の皆様には、この場でも厚く御礼を申し上げる次第です。

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阪堺電気軌道堺市内区間 存続運動の経緯と現況

阪堺線存続検討ワーキンググループ 

はじめに
 2010年10月20日、阪堺電気軌道・山本社長は堺市・竹山市長と会談を持ち、阪堺線堺市内区間の2011年4月以降の運行継続について基本合意を交わした。これにより、2009年秋より注目を集めていた同区間の存廃問題は、当面の解決を見る事となった。存続活動に取り組んでいた者の一人として、一応の安堵を覚えてはいるものの、今後取り組むべき問題は山積しており、活動には一層の充実が求められているのも事実である。今回の運行継続合意を機に、路線存廃問題と存続活動の経緯を振り返ると共に、今後に向けての方向性を探ってみる事としたい。

1.急浮上した存廃問題
2009年9月の堺市長選の結果を受け、LRT東西新線(南海本線堺駅-阪堺線大小路-南海高野線堺東駅間 約1.7km)は建設中止。これに伴い浮上したのが阪堺線堺市内区間(我孫子道-浜寺駅前間 約7.9km)の存廃問題である。新線計画と一体として高度化が計画されていた既存路線が、一転、廃止不可避の危機的状況に直面する事となった。

2.阪堺電気軌道 近年の動向
 阪堺線は1911年の開業。後に合併した南海鉄道上町線等と共に大阪軌道線を構成した。高収益路線として長く南海の屋台骨を支えたが、昭和年間中盤より乗客数が漸減に転じ赤字部門化。度重なる合理化の後1980年、軌道部門の分社を実施した。以後、収益面では善戦を続けていたものの乗客減は続き、1990年代後半からは関連事業を含めた収益も悪化した。連結決算導入を控え、南海系列全体での体質改善が急務となる中、乗客減著しい阪堺線堺市内区間の扱いが俎上に上った。阪堺では積極的な販促活動を行うと共に、堺市当局に対し、乗客増と事業者負担の軽減に関する折衝を行ったが、市側から即効性、具体性を伴う回答は得られなかった。2001年、阪堺は堺市に対して公式に支援要請。さらに2003年春、自力での存続を限界とし、堺市に阪堺線(堺市内)の存廃協議書を提出した(事実上の撤退表明)。折りしもこの頃、堺市においてはLRTによる東西新線の構想が具体化、以後数年の経緯の後、阪堺線堺市内区間との一体運営が決定、路線の再生は確実視されていた。同計画は公設民営方式の導入が決定、架線レス方式検討等の話題もふりまきながら、特許申請を目前に控えていた。

3.存続・活性化活動の立ち上がり
 2010年2月、阪堺線存続検討ワーキンググループ(以下、WG)は、「阪堺線再生プラン」提言書をまとめ、堺市市長、堺市議会正副議長に提出すると同時に関係各方面に発表を行った。対外的な活動開始はこの時からで、一般的な路線存続活動の経緯(組織を作り活動基盤を整備し、一つの結論として提言書等を発表)とは異質な形となっている。これは市長選直後の沿線に存在した誤解を避けるべく、具体的かつ一定の説得力を有する活動である事をアピール必要があった事から生じたもの。当時、阪堺線存廃問題が有していた特殊性について、ご拝察いただければ幸いである。

4.活動の定着と進展
 WGはメンバー、内外協力者を交えての討議を月2~5回程度開催。この間対外的に実施、あるいは継続中の主な活動を以下に列挙する。特に路面電車サミットにおいては、全国路面電車愛好支援団体の一員に加えていただき、「サミット宣言」に阪堺線存続への一文を加筆していただくなど、格別のご高配を賜った。

・阪堺線存続危機訴求ポスター掲示(2010年3月)・・・阪堺全電停、沿線多数箇所に掲出。
・沿線美化活動(同年3月から3回実施)・・・各種団体とのコラボも実施。今後も継続計画中。
・近畿弁護士会との意見交換(同年4月)・・・「公共交通優先のまちづくり」提言メンバーと討議。
・障がいをお持ちの方々と意見交換(同年5月)・・・「大阪にLRTを走らせる会」会員と討議。
・第10回路面電車サミット出席(同年5月)・・・阪堺電軌の現況を報告。存続活動への支援を要請。
・路面電車まつり参加(同年6月)・・・阪堺電軌車庫公開行事にブース出展。存続支援を訴求。
・阪堺線活性化フォーラムを開催(同年8月)・・・沿線識者を招き討議。今後も継続計画中。

5.行政・事業者の取り組み
今春以降、行政・事業者において見られた主な動きは下記の通り。

2010年3月  堺市 庁内にて阪堺線活性化検討を開始
2010年4月  堺市 阪堺線活性化市民提案公募
      南海 I Love チン電キャンペーン開始
2010年6月  堺市 阪堺線支援策(案)を発表
      南海阪堺・東京都電のコラボ強化
2010年7月  阪堺 堺市支援策による協議応諾を表明
2010年8月  堺市議会 阪堺線支援策を討議
2010年9月  堺市議会 阪堺線支援を含む補正予算を承認(全会一致)
2010年10月 堺市・阪堺は2011年4月以降の運行継続について基本合意

6.本邦公共交通界における阪堺線問題
 昨年以降、めまぐるしい変化を見せた阪堺線周辺情勢は、一応常識的な着地点に達したかに見える。特に竹山市長の交通問題に関する認識の進化は目覚しく、これに対する市議会の冷静な対応と共に、今回の運行継続合意に果たした功績の大きさは特筆に価するものと考える。
 公共交通の維持活用と発展がもたらす可能性について、研究者間における認識は日毎に深化してきた反面、一般の市民生活との接点の希薄さから、結果として一部篤志家による符丁世界の如き印象を持たれてきた感がある事は否めない。それでも社会は回り、研究者はかかる事態を周囲の同士と嘆くばかりの日々が続いていたが、それだけでは済まない時代が、いよいよ到来してきた感を強く受けている。昨今の公共交通をとりまく情勢について、一定の社会見識を有する人物が正しい情報を取得すれば、自ずと方向性は定まってくるものであるという実証例を示せているなら、堺市でおきた様々な混乱事例にも、相応の意義があったのかもしれないと考えている。

おわりに
 来春以降の運行継続合意は交わされたが、予算、施策の面では2010年度予算による単年度の支援措置が決定した状態であるに過ぎず、今後の状況如何では、支援策の縮小、廃線問題再燃の可能性も少なからず存在している。これらを踏まえWGには、さらに精力的な路線存続活性化活動が求められているものと考える。堺においては沿線外居住層の方々への理解深度化(市内総合交通体系の構築も含)、阪堺沿線では大阪市内側の市民、組織の方々との連携強化、さらに行政、事業者、各地の交通支援団体との連携や交流など、今後の取組対象は多岐に亘っている。課題は山積しているが、何より愛するチンチン電車・阪堺線の周辺で今後も活動できる機を得られた幸運に感謝し、個々のテーマを楽しみつつ、息の長い活動を続けてきたいと考えている。これまで各方面から賜ったご支援、ご厚情に感謝すると共に、今後さらに倍旧のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げる次第である。

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【0298】感じよう、全国からの目 ~岡山大会(2)~

「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」の午前に実施された「研究発表大会」にて、阪堺線存続ワーキングから私K生が、これまでの活動の経緯と現況についての発表を行わせていただきました。
この発表は、公共交通に関し、様々な分野で取り組んでおられる方々が全国から集まり、其々の研究成果、活動内容について発表を行うというものです。事前の説明、あるいは前回までの論集を瞥見しましても、超有名な研究者の先生から現場の第一線で実績を挙げている方、また海外の様々な事例に精通した方など、錚々たる面々の玉稿が並んでおり、こんな場に私みたいな馬の骨が出て行ってええのんかいなと真剣に悩んだのですが(^^;、背中を押して下さった方、お力添えいただいた方のお陰で、ノコノコと出て行った次第です。

当日の受付、あるいは前夜の貸切電車から、実にたくさんの方にお声を掛けていただきました。5月の路面電車サミット(【0092】~【0096】参照)以来という方も多く、とりあえずの一段落を喜んで下さる声を多数お聞かせいただけました。富山の時は私、かなり悲壮な顔をしていたらしく、今だから言えるけどねと仰った方もいらっしゃいましたが(^^;。
また多くの方から「肝心なのはこれからですよ」という意味のお言葉も頂戴しました。流石にみなさん、判っていらっしゃいました。堺市から示された阪堺線支援案は、方向性は秀逸なものでありますが、実際の中身はまだ固まっていないのが実情です。地元に居ますと、例の10年50億というフレーズが一人歩きしていて、いささか対応に苦慮する事もありますもので、このあたりの状況を正確に把握されている方が多数いらっしゃった事に、内心感動さえ覚えたものです。これからが肝心。当ブログでも度々お伝えしている通りでありますが、多くの識者の言葉として受け止めますと、改めて身が引き締まる思いでした。

当日の発表はテーマ別に4つに分かれて同時進行し、聴講者は自由に教室を行き来できるというシステムです。私は「各地域の取り組みから」というテーマに、7番目に入れていただいておりました。
発表の時間になりますと、心なしか聴講して下さる方の人数が増えており、しかも国土交通省の松谷審議官や阪堺の山本社長の姿も目に入り、一気に緊張してしまいました(^^;。15分の持ち時間は瞬く間に過ぎ、もう少し上手くお話をしたかったものだと反省していますが、質疑も含めて皆様、暖かく接してくださった事に感謝しております。

発表から懇親会、さらに2次会3次会(^^;まで、様々な方とお話をさせていただく機会に恵まれました。当ワーキングの活動につきましては、一定のご評価をいただいているようでした。こう申しますと手前味噌になりますが、大会にご参加されている方々は、この種の活動に対する経験も豊富でありますので、その意味ではシビアな視点をお持ちだと考えています。路線存続活動で一定の結果が出たとしても、そこでの私達の活動に中身が無ければ反応を示していただけませんし、もっともらしい理屈を並べていても、実態のない受け売りであれば一発で見抜かれてしまいます。そういう世界にあって、長年に亘って前線で行動されている方々から暖かい反応を頂戴した事は、素直に喜ばせていただき、今後の糧とさせていただきたく思います。特に岡山のRACDAの皆様には、幹事団体としてご多忙の中、理事長様はじめ皆様に、夜が更けるまで盛大なご歓待を賜りました。正に感激の極みです。

一方で、堺市の交通行政に関しては、かなり冷静な反応を示された方が多かった事も印象に残っております。「方向性が良いのは理解できるけど、だけど良くわからないんですよ、堺市が」。これに代表される表現で、会話が始まった方が非常に多かったのが実情です。
私達の活動は、まずは阪堺線の存続、続いて沿線活性化を主題としてここまで参りましたので、時間的には直近一年のものとなりますが、堺市の交通政策に関しての全国目線は、もう少し以前からのスパンで捉えられているようです。ここまでの経緯、また振幅の大きさ等も含めた上で、今後の動向を注視されている方が多いのでしょうか。先にも申しましたように、クールでシビアな視点をお持ちの方が多い世界でありますし、堺市当局の方には様々なご苦労がおありと思いますが、高い水準での期待に応えられる交通政策を、今後示していっていただきたいと強く願うところです。

懇親会の席上では、RACDA理事長様の呼びかけで、各地から参加している団体の方々が、一言ずつ挨拶する時間を設けていただきました。ワーキングからは私がご挨拶させていただき、これからも全国から視線を送り続けていただきたい旨、お伝えし、暖かい拍手を頂戴いたしました。
この際の理事長様の呼びかけは、堺方面から来ている人は、とにかくみんな出てきて下さい、というものでした。この日の懇親会、堺からもう一団体、阪堺線活性化の活動を行っている方がご参加になっていました。この方は長年に亘り、市の交通行政なども視点に、熱心な活動をなさっており、その勘の鋭さと行動力、また純な感性には私も敬意を感じているものです。ここしばらく、ゆっくりとお話をする機会がなかったのですが、当日は少し意見を交換させていただく時間を得、阪堺線や沿線の町のありかたに対する方向性に大きな差は無い事を確認させていただいております。

阪堺電車や沿線の動向に関し、今後も全国からの目が注がれてくる中で、市民や利用者の活動状況も、その対象となっているのであろうと思います。様々なスタンスの方、各地域の方々と協調し、連携を深めていきたい・・・とは、常々申している通りですが、これをもう少し具体的に、ベクトルを合せてしっかりとした行動をせよというRACDA理事長様の思いが、「とにかくみんな出てきて下さい」の言葉に込められていたのかな、と後になって感じています。ひょっとすると、これが岡山2泊の最大の収穫だったのかも知れません(^^)。

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【0297】人と環境にやさしい交通をめざす全国大会@岡山大会開催(1)

去る11月27日、岡山大学におきまして、第5回「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」が開催されました。阪堺線存続ワーキングからは数名のメンバーが参加し、私K生も活動状況等の発表をさせていただきました。ご報告が大変遅れてしまいましたが、以下に当日の状況を記しておきます。

第5回「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」実行委員会事務局 NPO法人公共の交通ラクダ(RACDA)様サイト
http://www.arkandarc.com/racda/2010/101103_1.pdf

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大会ポスター

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会場(岡山大学 環境理工学部)

当日は午前から、各地、各分野から集まった方々による研究発表(後述)があり、午後からは市民フォーラムとしてセッションが2件ありました。セッションは交通基本法についてのものを選択し、聴講させていただきました。

O003

コーディネータは、内外ライトレール研究の第一人者としてご高名な宇都宮浄人様(エコノミスト)。パネラーは両備ホールディングス㈱社長の小嶋光信様、国土交通省総合政策局交通計画課長の山口勝弘様、学習院大学教授の大島崇志様です。

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山口様のご講義

交通基本法について、私はまだまだ勉強すべき事が多いもので、お話に付いていくのに必死でしたが(^^;、会場から出た意見等も含め、現在討議されている内容に対し、財源面を中心に更なる拡充を求める声が多かったのが一番の印象であったかと思います。あと私のこれまでの感想として、交基法単体だけでフォローしきれない部分をどうするのか、また公共交通を重点的に視た場合プラスに作用しないような解釈をされた場合にどう対処するのかなとの思いが正直あったのですが、個別の事例については下位法で対応するとして、とにかく上位法としての交基法は必要であろうとの方向で得心できるお話が聞かれたのが有益だったかと思います。
私は参加できませんでしたが、もう一つのセッションでは㈱ベネッセホールディングス会長の福武總一郎様による「人と環境にやさしい交通を提供する企業」としての活動についてのご発表があったということです。

続いてはシンポジウム。冒頭の挨拶には国会の新交通システム推進議員連盟(旧LRT推進議員連盟)から、会長の逢澤一郎先生と、事務局長代理として三日月大造先生が登壇されました。図らずも自民、民主の、共に国体委員長の方のツーショットとなりましたが、同推進議連としてのスタンスは全く一致しているとのお話があり、会場も和んだ空気に包まれていました(^^)。ちなみに同推進議連には7つの政党から、121名の国会議員の先生方がご参加されているとの事です(11月11日現在名簿による)。
基調講演はセッションに続いて両備ホールディングス㈱社長の小嶋光信様、続くパネルディスカッションでは、コーディネータとしてNPO法人公共の交通ラクダ理事長の岡 將男様、コメンテータに岡山大学大学院環境学研究科教授の阿部宏史様、パネラーは福武会長、小嶋社長と、岡山商工会議所副会頭の若林昭吾様、国土交通省都市地域整備局技術審議官の松谷春敏様、鉄道ジャーナリストの史絵.様からお話がありました。

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シンポジウムのタイトルは「吉備線LRT化と路面電車環状線実現に向けて」でしたが、地元の話題だけでなく、全国目線でのお話も多数展開されました。岡山ではこの大会の直前となる11月24日、JR西日本岡山支社と両備グループの間で、「公共交通の発展のための相互協力の覚書」が締結されています。この事もあってか、登壇された方々のお話ぶりに、形容しがたい勢いのようなものが感じられたものです。地元の交通体系整備を進め、その成果を全国に発信したいという意気込みを、本当に羨ましく思いました。

人と環境にやさしい交通をめざす全国大会、第5回目となる今回は当初、堺での開催が検討されていたとお聞きしました。注目度の高い500人規模のコンベンション、惜しい事をしたなぁと思いますが、今後もチャンスはあると信じたいところです。RACDA理事長様のブログでは、路面電車サミットを含めた堺開催の可能性にも触れていただいております。電車と街が元気になって、その成果を周辺に波及させるというのが大きな要件となるのでしょうか。道程はまだまだ遠いとは思いますが、一歩一歩、歩みを進めて行ければいいなぁと思った1日でありました。

両備ホールディングス様サイト>代表メッセージ>JR西日本岡山支社と覚書締結!!(2010-11-24)
http://www.ryobi.gr.jp/message/message_101129.html

NPO法人 公共の交通ラクダ - 「RACDA理事長発信ブログ」様
http://blogs.yahoo.co.jp/bycdb796

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【0296】イベント用イルミネーション電車 期間限定運用中!

この日のイベント充当車両は601号と710号でした。通常、チンチン電車を愛する会の貸切では、同会の広告支援車が入る事が多く、601はともかく、後は709か354かなと予想していたので、これが少し意外ではありました。パンダ色は子供さんに人気抜群なので、その関係かなと思ってはいたのですが、沿線で見ていると、なにやら装飾が豪華です。これは何事かと思いつつ、入庫後、ヘッドマーク取り外しに車庫へお伺いしますと、おやおや、コレは・・・!
I001
2010年12月 車両区
窓に貼り付けられたサンタさんの飾り

710号は年末限定で、イベント専用としてクリスマスの装飾が施されていたのでした。
貸切の需要も多い年末、少しでもお客さんに喜んでもらえればと、若手の社員さんたちが企画されたようです。

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2010年12月 車両区
幕板部にはLEDも設置されている本格派

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2010年12月 車両区
サンタさん、トナカイさん、雪ダルマくん

ヘッドマークを外していると、車内灯の点灯試験が行われ、そこでは更に驚愕の光景が!!!

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2010年12月 車両区

ゴージャスな車内、これが阪堺電車だとは信じてもらえないかも知れませんが、だけど確かに710号の車内です。これなら岡山のワイン電車にも、豊橋の「おでんしゃ」にも負けてません。(^^)v

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2010年12月 車両区

車内灯を消灯しての運転には制約があり、この状態での本線走行は現状難しいようです(LEDは車内灯ではないので)。ハードルは高いかと思いますが、当局のご理解と英断を切望するところです。

運用の関係もあってイベント専用に回せたのは1両だけとの事でしたが、この710号、充当された団体さんからは極めて好評を得ているようです。正月輸送では一般運用で走り回ってもらわないといけない電車ですし、今週末くらいで一旦解消される事になろうと思いますが、見かけられた方は是非注目してみてください。
とにかく阪堺電車で、こういうプランも実現できるようになった事がムチャクチャ嬉しいです。今後の展開に、大いに期待が膨らんでいます。

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【0295】チンチン電車愛する会 年末貸切電車

週末、堺のチンチン電車を愛する会では恒例の貸切電車を実施、ファミリー向けの「クリスマス電車」と、大きなお友達(笑)を対象にした「ほろよい電車」の2本が運転されました。

堺のチンチン電車を愛する会様サイト>平成22年度イベント活動)>がんばれ!阪堺線」貸切電車乗車会第9弾
http://www.sakai-toshiseibi.or.jp/aisurukai/report/2010/report-event2010.html

愛する会の貸切は、早いもので今回が9回目になるとの事です。私もこれまで、ほぼ皆勤(というか第1回目を要望した(^^;)だったのですが、今回はボヤボヤしている内、早々に満席になってしまいました。惜しい事をしたなぁという思いがない訳ではないのですが、実はこれまで、こんなに早くに満席になった記憶がなく、阪堺線存続に思いを寄せる方の行動が形として表れて来た事が、かなり嬉しかったりしています。

いまから30年位昔の話ですが、プロ野球のパリーグが観客動員に悩まされ続けていた頃、今も有名なパリーグ愛好家の方(ちなみに海外路面電車研究でもご高名な方ですが)、こんな言葉を記されていたのが印象に残っています。

自分は立席で構わないので、満員の野球場で試合を見たい。

これにはいろんな意味があると思います。満員の球場という空間に居たいとか、そんな環境で選手に野球をさせてやりたいとか、あるいは球団に儲けてもらいたい等、様々な感情が込められた言葉なんだろうと思いますが、当時中学生だった私は、なんか深いなぁ、こういうのが大人のファン心理というものなのかなぁと感じたものでした。今回「貸切は満員」のご託宣をお聞きした時、何となく通じるものを感じた次第です。

なので自分が乗れないからと言って、ヘッドマークをサボるつもりは毛頭無く(笑)、今回も4枚掲出していただきました。

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2010年12月 浜寺駅前 710号(下り方)

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2010年12月 浜寺駅前 601号(下り方)

C003
2010年12月 我孫子道 601号&710号(上り方)

先発は「クリスマス電車」。続いて「ほろよい電車」です。
今回は下り方が電車の柄、上り方がイベント柄となっています。
イベント柄のものは2006年から使用しているもので、2007年、2008年と続けて、運転日のみ差し替えて使用しています。今回も同様にしようと思ったのですが、クリスマスの一枚が破損しておりまして、昨年作った電車柄のを下り方に使う事にしました。
こちらの電車柄のマーク、実は昨冬の運転時、もう愛する会の貸切も最後になるかも知れないと思って新調したものでした。どうせなら今まで阪堺線を走った車両の姿を・・・と考え、205形、351形、121形、601形を配したものです。あれから一年、このマークを、こんな前向きな気持ちで沿線から撮影できた事を本当に嬉しく思っています。

貸切電車は大小路→浜寺駅前→我孫子道と進み、休憩明けから一本は天王寺駅前、もう一本は恵美須町へ。折り返しで再び我孫子道へ到着し、そして大小路で解散となったようです。沿線で見た車内は実に楽しそうで、「クリスマス電車」ではサンタさんが、「ほろよい電車」ではバンドの方々が盛り上げておられる様子が見られました。次回はやっぱり乗りたいかな、と。関係者の方々のご努力に敬意を表す次第です。

堺市では外郭団体の見直しが検討されているようで、12月3日の市長会見によれば、愛する会の事務局を持つ都市整備公社も対象(平成24年度中に住宅供給公社と統合の方向)となっているようです。今後、愛する会の扱いがどうなるのかは判りませんが、漸くに阪堺線盛り上げの機運が高まってきた折ですし、また私達民間だけでは難しい支援システムのあり方も重要な要素でありますので、何らかの改組がある場合にも、これまでの実績や資産が前向きに活用される事を祈っております。

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【0294】福助電車 1月7日デビュー

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堺市では阪堺線活性化策の一環として、市所蔵の福助人形コレクションを阪堺電車に搭載。縁起物の福助電車としてPRを実施します。
「福助電車」は3両を設定。新年から運転開始の予定で、1月7日に神明町電停で「福助電車」の発車式(12時頃~)が計画されているという事です。
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18日の阪堺線活性化フォーラムで、堺市から発車式の速報があり、22日の市長会見では詳細が伝えられました。

福助さんというと堺が発祥の老舗メーカーで、特に大阪南部では馴染みの深い存在でした。大阪球場のホームベース前に掲出されていた「パックニット」の広告なども印象深いものがあります。現在は改組され、東京を拠点として盛業中と伺っておりますが、堺から離れられる際、縁起物として好評を博していた「福助人形」多数を、堺市役所に寄贈されていたということです。
今回の企画は、縁起物である福助さんを活用して福を呼び込もうという事のようで、市では山口家住宅でも人形の展示を計画、また阪堺でもビリケンさん等とのコラボレーションのプランがあると伝えられています。神明町での発車式というのは、山口家住宅との相乗効果を期したものと思われます。

堺市長定例記者会見 2010年12月22日
「阪堺線の利用者拡大策」の実施について
ユーストリーム動画
http://www.ustream.tv/recorded/11576066?lang=ja_JP

福助様サイト>福助歴史館
http://www.fukuske.com/museum/index.html

産経新聞大阪本社 2010年11月19日付
「福呼ぶ 助っ人」阪堺線活性化へ
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/19/20101119-046309.php

人形なの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、福助さんは地元の、特に年配の方には長く親しまれていたもので、善き時代の堺の象徴として、阪堺線に通ずる部分もあるのではないかと思います。会社そのものも改組にあたって福助さんを大切にした上で再生を果たされており、縁起物としてあやかりたい面もあろうかと。先のフォーラムでも、地元はとにかく今ある資産を活用しようという声が聞かれていましたし、方向性は間違っていないと思います。

20日午後には偶然、前面に福助さんのヘッドマークを掲出した電車(試運転?)に遭遇しました。車内の状況は判りませんが、マスコミの方が多数乗車されていたようです。これから先、年明けからの盛り上がりに期待したいところです。

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2010年12月 御陵前

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マーク部拡大
結構かわいいですね(^^)。

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【0293】線路整備状況

大道筋南側で見た最近の事例です。

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2010年12月 御陵前-東湊
大道筋南端までのカーブ。上り線で改修が進められています。

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2010年12月 寺地町-御陵前
寺地町を出た先の下り線。

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2010年12月 宿院-寺地町
寺地町下りホーム前で検査が行われていました。

線路改修、着実に進められているようです。新しいバラストと枕木の匂いはいいものですね。なかなか一度には行かない工事のようですが、今後も継続していただきたい、できれば少しでも早く・・・と願っております。

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【0292】冬至はチン電で「ゆず湯」へ

もう冬至ですが、沿線のお風呂屋さんが連名で、「ゆず湯」のPRを行っていました。

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2012年12月 浜寺駅前

広告主は住吉・住之江の浴場組合さんです。22日にはスピードくじによる抽選もあるようです。沿線で長く親しまれている銭湯の名前もたくさん記載されています。特に東粉浜の「日之出温泉」さんは、電車内に長年広告を出されているのでお馴染みの方も多い事と思います。

実は私、無類の銭湯好きでして(^^;、撮影帰り、仕事帰りに阪堺電車で行くお風呂は至福の時だと感じております。沿線の銭湯の数は以前より少なくなっているのが現状ですが、今も奮闘されているお風呂屋さんのは、其々に味わいがあると日々思っているところです。いずれ折を見て、チン電沿線お風呂ガイドなども記してみたいと思います(^^)。

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【0291】定期券値下げ 南海でもPR

既報( 【0262】参照)の通り、12月から定期運賃(1kmおよび9km以上の通勤定期)の値下げが開始されています。心なしか既に最近、定期券を持ったお客さんをよく目にする気もするのですが、この施策は今後、時間を追うごとに大きな効果が表れてくるものと期待しております。

南海電車の駅頭でも、阪堺電車の定期券値下げに関する告知が行われています

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2010年12月 南海難波駅

問合せ先は阪堺の営業課ですが、リリース発表元が南海電気鉄道となっている点にご注意下さい。自社線の平行路線の改善が大きくPRされる事は通常ありえない話でしょう。本件は南海グループとしての阪堺支援の本気度を如実に表している例として、大いに注目したいところです。

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【0290】ボテ新リニューアル!浜寺公園130号を高校生が塗装整備

浜寺公園交通遊園にて保存されている旧121形130号が、高校生の方々の手で塗装整備されています。
今回の整備を担当されているのは、大阪府立佐野工科高等学校の生徒さんだそうです。同校では自動車の整備も習得されているとの事で、その技術を活かしての整備ボランティアをして下さる事になったようです。腕はプロ同様ですから、これは頼もしい限りです(^^)。

大阪府公園協会様サイト>浜寺公園>交通遊園の「チンチン電車」がキレイに
http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/hamadera/main.html#densya1125

モ121形は1967年に南海軌道線に登場。長く活躍していたモ101形木造車の優れた機器を活用し、大阪市電から譲受した1601形電車の車体を載せる形で就役しました。101形の現場通称だった「ボテ」の更新版車両という事で、「ボテ新」というニックネームがついたと伺っています。121形は軌道線の主力として高い稼働率を誇り大活躍、1990年代から新車と置き換わる形で順次引退していきましたが、この130号車は貸切イベント専用車「トラム130」に改装され、一族の中で最後まで本線に残っていたものです。
2000年春、130号も引退となりましたが、軌道線の歴史に残る功労車を惜しむ声は強く、丁度この時期、交通遊園の整備を進めていた浜寺公園にて保存される事が決定しました。130号保存実現にあたっては、多くの方のご尽力があったと伺っており、ワーキングでもお世話になっている大先輩のN様も、この時奔走されたと伝え聞いております。ご本人はあまり語られませんが(^^;、この機会にお伝えしておきましょう。

130号は浜寺での保存に際し、青色の雲形塗装が施されました。搬出時には多くのファンが、深夜にも関わらず見送りに駆けつけたものでした。浜寺搬入後の同車は交通遊園のシンボルとして多くの家族連れに親しまれ、チンチン電車を愛する会のイベント等でもしばしば活用されています。
保存後は数年おきに整備されていましたが、近年は少し間隔があいており、塗装に若干の痛みが見えてきておりました。ワーキングでもいずれ何かの行事を行いたいなと思っていたところでしたので、今回の報は非常に嬉しいものでした。

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2010年12月 浜寺公園交通遊園

先週末に訪問した際は、グレーで下地処理が進められている状況でした。一旦は緑色の塗料が施されていたようですが、更に念入りな整備を行っていただけるようです。130号のカラーは緑とクリームのデビュー時に始まって、濃緑、イベント車の銀色、保存時の青雲など様々な塗装がありましたが、これからどういう形で仕上がるのか、非常に楽しみです。完成予定は1月との事です。新装なった際には、是非阪堺電車で会いに行ってあげてください。

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モ101形から引き継いだ、米Brill社製の名台車。知られざる大阪府の至宝です。

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【0289】701号 シート新調?

701号に乗車しますと、やけにシートが綺麗だなぁと感じました。

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2010年12月 浜寺駅前

詳細は不明ですが、どうもシートが全面新調されたのではないかと思います。なかなか目立たない工事ですが、こういう努力も続けられているという事でご紹介しておきます。

あと別件ですが、501形で窓カーテンが更新されたのではないかと思われる車にも何度か乗っています。カメラを持っていない時にばかり当たるのですが、こちらも追って見ていきたいと思います。

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【0288】603号塗替:帝塚山芋忠

603号が塗替を受けて出場してきました。スポンサーは従来同様、帝塚山の芋忠さんですが、意匠に変更がありました。基本的にロゴ、図柄が大きくなっている感じです。
地色はパープル系を踏襲していますが、近年導入されている耐候塗料が使用されたようで、深みのある色調になっている感じです。真正面から見た印象では、白っぽいヘッドマークが映えるデザインになっているかと思います。

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2010年12月 塚西

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