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2010年7月11日 - 2010年7月17日

2010/07/16

【0144】新企画のフリー乗車券「のんびりおでかけん」発売

フリー乗車券に、通天閣入場券付新企画が登場します! 

阪堺電気軌道様サイト>通天閣入場券付き阪堺電車1日全線フリー乗車券「のんびりおでかけん」を発売します
http://www.hankai.co.jp/ticket/index.html

画像で見ると、てくてくキップをベースに通天閣の半券がついた風な意匠で、新世界近隣(協力施設)の特典クーポンが付き、またビリケンさんのペーパークラフトもセットされているようです。

2010年7月16日から2011年12月31日までの期日設定で、大人800円 小児400円という破格の設定です。通天閣展望台の入場料だけでも600円しますから、これ絶対値打ちがあります。また注目したいのは近隣協力施設の特典クーポンです。これは今後、堺でも住吉でも帝塚山でも援用可能ではないかと思われます。折角の企画、乗っておいて損はないと思います。

発売箇所は阪堺電車の乗車券発売所(天王寺駅前・南霞町・我孫子道・浜寺駅前)、3停留場(恵美須町・ 天王寺駅前・住吉公園)と本社および運輸区(我孫子道) 。また通天閣2階のチケット売り場でも発売されるそうです。

活況を呈している通天閣、ここに来られた内外からの観光客に、ついでに阪堺線に乗ってもらいたいなぁ、住吉や堺まで来てもらいたいなぁと思っていた人は私だけではないと思います。システムは整いつつあるようです。来年末まで、まだ拡張の余地は充分ありますね。今後の展開が非常に楽しみです。

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【0143】ラピート&チンチン電車体験ツアーを実施

「~親子で楽しむ!夏休み自由研究ツアー~特急ラピートに乗車&チンチン電車洗車体験」が開催されます。南海グループ各社と、OSAKA旅めがねコンソーシアムさんの共催です。

南海電気鉄道様、南海国際旅行様、阪堺電気軌道様、OSAKA旅めがねコンソーシアム様 連名リリース
「特急ラピートに乗車&チンチン電車洗車体験ツアー」を開催します
http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/100714_1.pdf

OSAKA旅めがねコンソーシアム様サイト>待望!特急ラピートに乗車&チンチン電車洗車体験ツアー
http://www.tabimegane.com/premium/tetsudotaiken.html

「OSAKA旅∞」さんは、地域密着型の大阪の新しい観光プログラムを実施されているとの事で、普段は大阪市内を中心とした企画が多いようですが、今回は堺市をフューチャーして下さるようです。

実施日は、7月25日、8月7日、22日、28日の計4回。
行程は、難波駅集合→ラピート乗車→堺着→堺の街歩き→阪堺線乗車→我孫子道着→車庫見学・洗車体験→鉄道喫茶「あびこ道」様で休憩となっています。
料金は基本プランが大人3980円、小児1980で、阪堺沿線満喫プランは大人4480円、小児2480円。阪堺沿線満喫プランでは、「のんびりおでかけん」が付くのかな、と思われます。

先月の「ものの始まりなんでも堺ツアー」は年配の方が主でしたが、今度は家族連れが対象のようです。市民参加型の観光プログラムとのコラボも面白そうです。案内では、「大人もこどもも電車が大好き! 親子で楽しむ! 夏休み自由研究ツアー」と記されています。南海、阪堺の社員さんも随行、解説して下さるとの事ですし、確かに自由課題のネタをしても好適でしょう。
大人だけ、子供だけの参加は不可ですのでご注意下さい。私もチビを連れて行ってみようかと思います。

OSAKA旅∞さんのサイトでは、下記の一文が記されています。

「ただ一つ言える事は 「OSAKA旅∞」にかかわる人は 大阪が好きで 大阪をなんとか元気にしたくて 大阪に来る人を「大阪ファン」にしたい そして自分たちも楽しみたい そんな人の集合体です。」

いいですねー(^^)。堺でも、こんな動きはありますし、幅広いコラボが実現すれば楽しそうです。私達も、いずれはこんな活動もしてみたい気がします。
こちらではまた、新世界方面のツアーも随時実施されているようです。新世界は関西屈指の観光スポットとして再び脚光を浴びていますが、現状の興隆を、近隣の方はあまり認識されていない気もします。ご興味のある方は、こちらもどうぞご検討下さい。

OSAKA旅めがねコンソーシアム様サイト>大衆ワンダーランド満喫 新世界ツアー
http://www.tabimegane.com/area/shinsekai/shinsekai01.html

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【0142】阪堺電気軌道:堺市支援策について協議応諾(2)

むすびの文章は非常に価値が高いものと考え、全文掲載させていただきます。

「今回提示された支援策(協議案)は、堺市として阪堺線堺市内の必要性を認められ、堺市の事業として公共交通の運行を維持していくとの強い意志をお示しいただいたものと考え、感謝しております。
これは堺市の政策として阪堺線を堺市の総合交通体系に組み入れ、まちづくり政策の一環として都心地域の活性化を進めていく、その第一歩となるものと理解しています。
当社としましては、今後も引き続き経営効率を高める経営努力を行っていくと共に、利用者増加に向けた企画切符の開発やPR、イベントを通じた誘客を、積極的に取り組んでまいります。また、南海電鉄グループ全体で、堺の魅力を発信することを通じて、堺市の更なる賑わい創出に貢献してまいりたいと考えています。
今回ご提示いただきました支援策については、その実施方法などについて前向きに協議してまいります。支援策の実施には、堺市民の皆様の合意形成と、市議会による承認が必要となっています。市議会での審議結果が出される見込みである9月末までの間に、市民の皆様に充分ご検討をいただき、ご提示いただいた支援策が実施され、存続が可能となることを願っております。」

「」内、阪堺電気軌道リリースより引用(平成22年7月15日)
http://www.hankai.co.jp/topics/pdf/100715.pdf

一語一句、素晴らしい文章です。
公共交通存続と地域活性化に関し、事業者サイドがこれほど誠実かつ率直に、その心情を吐露した文章を見た記憶がありません。ここまで踏み込んだ表現をできないのが鉄道・バスの事業者なのだろうという印象を、私はこれまで持っていました。このジャンルに関心をお持ちの方には、ある程度ご理解いただけるかと思いますが、今回は、その認識を覆す文章が世に出た事になります。これを南海・阪堺のリリースとして閲覧している事実を、小さくない衝撃と共に受け止めています。その必要に迫られる現実が、今、この街に起きているという事なのでしょう。

堺市、阪堺電車の周辺では、想像以上に大きな出来事が起きているような気がします。リリース中にもあるように、今後は市民の合意形成と、市議会の承認が焦点となってきますので、まだまだ紆余曲折はあろうと予想されますが、たとえどのような結果になろうとも、経過をしっかりと見つめ、歴史に残していきたいと思います。

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【0141】阪堺電気軌道:堺市支援策について協議応諾(1)

阪堺電軌は先の堺市による「阪堺線(堺市内)の支援策(協議案)」提示を受け、社としての考え方について資料を作成、公開を行なっています。

阪堺電気軌道様サイト>阪堺線(堺市内)の支援策(協議案)について(平成22年7月15日)
http://www.hankai.co.jp/topics/pdf/100715.pdf

スライド2枚目では「本日、堺市に対して支援策について協議を受けさせていただく旨、回答いたしました」と記されており、今後協議が続けられる事が明らかにされました!詳細はまだまだこれからの話ではありましょうが、とりあえず今夏のサドンデスは回避できるのかなと、この点は安堵しても良いのかなという所です。

主な項目は以下の通りです。詳細は上記リリースをご参照下さい。

1.阪堺線堺市内の現状(スライド3枚目)

構造的な輸送人員の減少が継続

市長会見【0138】でも触れられた「中心市街地の衰退というのは、阪堺にとって非常にダメージになった」と表裏一体となる箇所です。事業者側から見れば、正にこういう表現になるのでしょう。

2.阪堺電気軌道の経営努力(スライド4枚目)
平成21年度、総人件費はピーク時(平成7年度)から51.3%減

3.軌道事業の特徴(スライド5枚目)
労働集約型産業 軌道施設、車両の保有と維持管理

従業員数の削減は肌で感じていましたが、グラフで見るとすさまじいものがあります。運転士さんでも車庫の方でも、何時行っても働いているという印象の方もいらっしゃいます。これ以上の削減は不可能だろうというのが実感です。もう一度【0073】もご覧いただきたいと思います。

4.阪堺線堺市内の経営状況の推移(スライド6枚目)

民間企業の経営としてはもはや成り立たない状況

この状況への懸念については、2000年代初頭から指摘されていました。2003年末から2004年初にかけての新聞報道、TVニュース等をご記憶の方も多いと思います。この間、堺市についても国内情勢についても実にいろんな出来事がありましたが、阪堺線に関しては、とにかくよく踏ん張っているなぁというのが実感でした。

運行継続への可能性
スライドで示されたこの文字を、しっかりと見つめていきたいものです。

5.阪堺線堺市内の今後について(スライド7枚目)

阪堺線は堺市にとって都心活性化の一翼を担う重要な公共交通機関
総合交通体系の整備と都心地域のまちづくり政策の一環
高度化に対する投資により、阪堺線をより便利で魅力のある交通機関

6.公有民営化について(スライド8枚目)

役割分担、責任分担が明確になり、路線を永続的に運行する枠組み
地域公共交通活性化再生法に基づき、国の補助を受けることができる

7.利用者増加への取り組み(スライド9枚目)

利用者増加に向けた取り組みを実施
今後とも当社沿線の魅力を発信し、多くのご利用をいただけますよう努力

これらの観点が現代の路線存続、地域再生に不可欠なものであることは繰り返し申し上げている通りであり、今回の堺市のプランが高く評価されている所以でもありますが、事業者の視点からもまた、これが正鵠を射たものである事が示されています。

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【0140】チン電の作品も展示-南海の絵画電車-

先般から募集されていました南海電鉄と池田泉州銀行の共同企画「動く絵画展~夏休みオンリーワン列車~」の結果が発表されました。

~夏休み「こども達の夢」が列車内にあふれます~
動く絵画展「夏休みオンリーワン列車」こども達の夢をのせていよいよ運行!
南海電気鉄道様サイト
http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/100714_2.pdf
池田泉州銀行様サイト
http://www.sihd-bk.jp/fresh_news/0000000031/pdf/fresh.pdf

この企画は「街の魅力」「地域にある自然環境の素晴らしさ」の再発見が目的とされており、募集テーマは「ぼくの街、わたしの街。未来へ届けたい風景。」応募点数は1544 点で、当初予定の4倍近くに達したという事です。サイトでは、上位入賞作品の一部が紹介されており、ここで阪堺電車を扱った作品も登場しています。

「南海電鉄賞」の銀賞は「阪堺電車と大和川」清水丘小学校の3年生の子の作品だそうです。また「池田泉州賞」では金賞に「ちんちん電車のある風景」という作品が選ばれました。こちらは浜寺昭和小学校の6年生の子です。

作品は南海本線、高野線の「夏休みオンリーワン列車」で掲出される他、池田泉州銀行の泉州営業部店舗、なんば駅の駅長室横「なんば・アートギャラリー」でも展示が実施されるという事です。「夏休みオンリーワン列車」は、期間を3回に分けて運転、時刻等の詳細は追って両社サイトで発表されるそうです。

リリース文には、―こども達の目に映る風景がいつまでも豊かであることを願って・・・―と記されています。正に御意。街の将来に取り組む大人の姿勢もまた、豊かなところを見せてあげたいものですね。

~夏休み「こども達の夢」が列車内にあふれます~
動く絵画展「夏休みオンリーワン列車」こども達の夢をのせていよいよ運行!
南海電気鉄道様サイト
http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/100714_2.pdf
池田泉州銀行様サイト
http://www.sihd-bk.jp/fresh_news/0000000031/pdf/fresh.pdf

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【0139】堺市:パブリックコメント募集

阪堺線存続支援策(協議案)に対するパブリックコメント募集が行なわれます。

堺市役所様サイト>建築都市局>交通政策課>支援策(協議案)に対するご意見を募集しています
阪堺線(堺市内区間)存続に係る堺市の支援策(協議案)に対する意見の募集について
http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_tetuki/ikenbosyu.html

募集期間は7月15日~8月15日、応募方法は郵送、FAXまたは電子メールとなっています。様式は自由ですが、氏名及び連絡先の記載のない場合は受付不可です。その他詳細は上記URLをご参照下さい。

募集文では阪堺線存続支援策(協議案)に関して「阪堺線存続に向けた支援策を示すとともに、行政・市民・事業者が連携して阪堺線の持続的な運行をめざすものです。」と明記されています。この三位一体は路線存続、地域再生に不可欠なものである事は度々申し上げている通りです。有意義な意見が多数寄せられる事を願いたいものです。

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2010/07/12

【0138】堺市:市長会見テキスト版

【0128】でご紹介し反響を呼んだ6月30日の竹山市長の記者会見、堺市役所サイトでテキスト版が公開されています。

堺市役所様サイト>広報課>市長記者会見>平成22年6月30日
阪堺線(堺市内区間)存続に係る堺市の支援策(協議案)について(テキスト版 )
http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_koho/h22_0630.html

感想は先に述べた通りですが、テキストで眺めると改めて感嘆ひとしおです。
阪堺電車に興味を持って数十年、電車だけでなく堺・大阪の歴史やら公共交通やら、様々な分野に関心を広げて今日に至っています。自室には夥しい資料が散乱していますが(^^;、この市長会見の文章は、それら全ての中でも、最上位に位置づけたい程の内容の高さを有していると感じます。

市民の方にも全国の方にも、新たな目で堺市の取り組みを見ていただきたいな、と思います。そして今後の動向に、より一層注目していただきたいと思います。後世の人達の目から見たとき、この市長会見はどう評価されているのかな、そんな興味も湧いて来ました。

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