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2010年5月2日 - 2010年5月8日

2010/05/07

【0080】5月9日 沿線清掃 詳細について

いよいよ今週末に迫って参りました。詳細のご案内をさせていただきます。

集合は5月9日 午前10時 
紀陽銀行 堺支店前(大小路電停東)です

スタッフの方は、当日9時にお越し下さい。
当日のスタッフ希望も歓迎です。


また前日8日、電停塗装下地処理を実施します(大小路9時集合)。
よろしければ、こちらもご検討下さい。

今回の美化活動、目玉は電停塗装になろうかと思います。
在大阪・神戸フィリピン共和国総領事館様のご協力により、Pacific Paint Boysen社様の環境配慮塗料(KNOxOUT)を用いての塗装実施となります。
対象電停は4箇所(大小路・宿院 各上下ホーム)です。

参加者全員が同時にペンキを塗るのは不可能ですから(^^;、交代で電停に入って塗装作業を行う形になります。待機場所は電停東側の歩道を予定、スタッフがご案内いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。できるだけ多くの方にハケを持っていただきたいと思います。ご家族連れでのお越しも大歓迎です。

並行して、沿線清掃を展開する事になります。大小路-宿院間の歩道を想定しておりますが、ご参加状況に応じて、区間の拡大を行いたいと思います。併せて他電停の清掃もできれば、と考えています。

線路敷内(センターリザベーション)の清掃も実施します。特に線路際歩行に心得のある方(=鉄分のある方(^^;)、どうぞ奮ってご参加下さい。

清掃、塗装は午前中で完了と想定しています。ゴミの回収は集合場所付近を想定していますが、状況に応じて増設の可能性もあります。あと、作業の関係上、ドレスとか美しいご洋服はお控え下さい(^^;。
当日は阪堺線も、結構乗客が多い日だと予想されます。また大小路の近商ストアさんがオープン直後ですので、自転車等の通行も多い事と思われます。適宜譲り合って作業を進めて下さい。

ご案内は以上です。とにかく楽しく安全に。どうぞよろしくお願いいたします。

Boysen社様サイト(日本語ではありませんがご容赦下さい)
http://www.boysen.com.ph/

Syukuin
2010年4月 宿院-大小路
(画像の無断転載はお断りします)

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【0079】グッズ頒布のお知らせ

当ワーキングのオリジナルグッズを作成、9日の美化活動時に頒布を行います。

提言書の発表、ワーキング立ち上げから2ヶ月強になります。活動を行う中で、何かシンボル的なものが欲しいとの声を頂戴しております。また活動そのものも、決してカスミを食べて行っていけるものでもありませんし、現実に何人かの有志の方に、かなりのご負担をお掛けしているのが実情ですから、多少でも軍資金を用意したいとの思いもあります。そんなこんなで、オリジナルグッズを作ってみよう!と相成った次第です。

今回作成しましたのは、Tシャツ(頒価1500円)と缶バッジ(頒価200円)です。

意匠は添付画像の通りで、はたなかひろし先生(イラストレーター)のオリジナル画を使用させていただいております。はたなか先生からは、当ワーキングにおける阪堺線存続活動に限り、フリーで使用OKとのお許しをいただきました。また電車の意匠を使用するにあたり、阪堺電気軌道様に趣旨をご相談しましたところ、こちらでもご快諾を賜りました。ここに深く謝意を表させていただきます。

はたなか先生は南海沿線のご出身で、少し懐かしい乗り物の様子を、子供さんやネコと併せて表現した作品を発表されており、今回使用させていただくイラストでも、阪堺線の親しみやすいイメージを感じていただける事と思います。作品は数年前に発表されたものですが、ちょうど今年の正月から、501形電車の復元塗装が実現しており、タイムリーなものになった事と思います。グッズを作成するにあたり、原画から、行先表示を変更していただいています。

【り】【浜寺駅前】

なので、天王寺駅前-浜寺駅前の直通系統が表現できることになりました(^^)。
501形の系統表示は、ワンマン改造時に取外されていますが、イラストで再現された【り】表示を、懐かしく思われる方も多い事と思います。沿線の市民の方、また阪堺電車のベテラン社員の方からも、コレええやん(^^)との評をいただいております。

とりあえず若干数の作成です。小ロットなので、次回(があれば・・ですが)にはバージョンが変わる可能性もありますので、ご希望の方は是非、この機会にどうぞ(^^)。以上、ご案内でした。

502ima   
原画:はたなかひろし先生(行先表示修正前)
グッズ作成許諾:阪堺電気軌道株式会社様 
(画像の無断転載、使用は厳禁します)

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【0078】行事いっぱい 薫風の阪堺沿線

連休後半は好天にも恵まれ、阪堺電車もかなりの盛況でした。午後の浜寺駅前では、帰宅のご家族連れが満員の先発電車を見送って、1本後の電車を待っておられる光景なども見られました。関係者の方には、こういう例も見ておいていただきたい気がします。
天王寺直通の開始から9ヶ月。少しずつですが、阪堺線の乗客が増えてきているのではないかと感じます。意外と便利な輸送機関である事が、定着しかけているのかな、という印象を受けるのですが、皆さんは如何でしょうか?

そんな、混んだ阪堺電車に乗りたい方にご案内(すごい変な表現ですが(^^;)。
今週末以降も、沿線では様々な行事が予定されています。

・浜寺公園 ばら庭園ライトアップ=浜寺駅前=
5月8日~5月23日

・第33回浜寺公園 ローズカーニバル=浜寺駅前=
5月16日
大阪府公園協会様サイト(浜寺公園)
http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/hamadera/main.html

・堺文化財 春季特別公開(南宗寺・大安寺・妙國寺、千利休屋敷跡)=御陵前、妙国寺前、宿院=
5月20日~5月24日

・山口家住宅(堺市立町家歴史館)「端午の節句飾り」=綾ノ町=
開催中~5月31日まで
堺観光コンベンション協会様サイト
http://www.sakai-tcb.or.jp/index2.php

・第24回帝塚山音楽祭(再掲【0076】参照)
5月29日、30(日)=帝塚山3丁目、姫松、他=
帝塚山音楽祭 実行委員会事務局様サイト
http://www.tezukayama.com/hoge/ongakusai/

・路面電車まつり(詳細後日)
6月6日 阪堺電車本社 車両区=我孫子道=

・南海電鉄主催 ぶらり旅(再掲【0064】参照)
6月11日

5月9日には、ワーキングの沿線美化活動も実施いたします=大小路、宿院、他(別掲)。

Rikyu1

Rikyu2

2010年5月 南霞町

Buraritabi
2010年5月 南海新今宮
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【0077】雑誌「大阪人」平野線資料

【0043】でもお伝えしました「大阪人」。今月は東住吉区の特集です。
チン電と東住吉区といいますと、そう、南海平野線でございます。現在の区域では股ヶ池-中野間が該当。平野区分区の前は、以東平野終点まで、南海軌道線が東住吉区を走っておりました。

何か関連ネタはないかと思って眺めていますと、中野の鍼屋さんの記事がありました。近隣に今も残る「でんしゃのりば はりみち」の道標、7箇所もあった等と書かれていますが、挿入されている写真(68頁)を見て激しく吃驚。

阪堺軌道 平野支線名勝

うわっ 出た! というのがファーストインプレッション(^^;;。
写真では表紙だけ紹介されているのですが、電車形の切り抜き版が施されていて、かなり手間の掛かった意匠であった事が感じられます。挿絵には鍼屋さん関連の図版(ツボの一覧?)が配されています。

阪堺電気軌道(初代)は旺盛な営業活動で当時の南海鉄道に攻勢を掛けていましたので、沿線案内類も相当に豪華なものが用意されていたようです。阪堺線関係でも一種類ではなかっただろうし、大浜潮湯や海上楼のもあったと思われますが、平野線バージョンがあるとは知りませんでした。それもこんな豪華版という。恐るべし、片岡直輝スピリットであります。

こういうのがあるから「大阪人」は目が離せないという。平野線がメインの記事ではないのですが、南海軌道線ファンの方には一度見ておいていただきたい資料だと思いますので、ここにご紹介する次第です。

「大阪人」2010年6月号(Vol.64-06)
発行元:大阪都市工学情報センター
発行日:2010年(平成22)6月1日付
定価:580円(税込)
雑誌コード:02183-6
http://osakajin.osakacity.or.jp/newissue/index.html

南海平野線の最終日は、1980年11月27日でした。この日付は、一生忘れられないでしょう。
30年の時間が経とうとしている今も、この電車を懐かしむ方々が、地元には数多くいらっしゃいます。平野というと、市民まちづくりの先進例として日本でも有数の存在で知られていますが、活動の発端は平野線の廃止からでした。関係者の方にお話をお伺いしていますと、電車を失う寂しさだけでなく、人の流れの変化に伴う街の動静なども教えていただけます。旧南海平野駅の周辺では、人が来なくなることによる衰退ぶりが、かなりわかりやすい形で現れてしまっています。堺に限らず阪堺電車の沿線では、いま平野や東住吉の方々から学べる事も多いのではないかと感じています。

平野線については、また追々。

大阪旧平野郷地区まちづくり情報(おもろいで平野)様サイト
http://www.omoroide.com/index.html
みのおウェーブ様サイト〉各地のまちづくり=大阪平野=
http://www.minoh-wave.net/town/report/hirano.htm

Photo

1980年11月 南海平野
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2010/05/02

【0076】帝塚山音楽祭 HM掲出開始

今年も音楽祭のヘッドマーク掲出が始まっています。週末から実施されているようです。
例年10両程度に掲出されていますので、目に触れる機会も多いと思います。まだ全車確認していませんが、603、704、705、706等を見かけました。
第24回となる音楽祭、今年は5月29日、30日に開催されます。両日共にライブ電車も運転されます。主催者様発行のパンフによれば、29日が18:30発と19:39発、30日が17:30発と18:36発(全て姫松発時刻)となっています。ライブ電車は私も何度か楽しませてもらっていますが、定員がありますのでご希望の方は、お早めにエントリーをなさって下さい。

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2010年4月 安立町-我孫子道
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2010年4月 我孫子道 706号
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【0075】701号塗替 アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールド広告車の701号が塗装回帰、意匠を変更して出てきました。
側面上半がブルー塗装となり、下半白色とのツートン風になりました。ラッピング処理は行われていないようです。前面には変更は見られず、子供さんに大好評のパンダ電車が継続されています。

標記年月は未確認ですが、22-4か22-5になるのでしょう。1日の日中には、既に大運転に入っていました。

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2010年4月 車両区(敷地外公道から望遠レンズ使用)
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【0074】堺市内現況と支援策の資料を公開

先に【0046】でご紹介した堺市内関連資料が更新されています。今回は4月28日付となっており、堺市役所の専門家ワーキングにて発表された資料が紹介されているようです。

阪堺電気軌道様サイト
阪堺線(堺市内)の存続に向けた支援策について(PDF/1,379KB)
http://www.hankai.co.jp/topics/pdf/100408.pdf

「堺市の阪堺線再生策検討専門家ワーキングにて、阪堺線(堺市内)の現状と存続に向けた方策等について、弊社の意見を陳述いたしましたので、その資料を掲載いたします。ご一読いただければ幸いに存じます。」
「」内引用
 以下同様

主な内容は下記の通りです。

鉄軌道事業の費用構造
阪堺線存続に向けた方策としての公有化、軌道高度化
他事業者の事例と効果
阪堺線(堺市内)の存続に向けた支援策
①阪堺線(堺市内)の公有化
②利用者増加策に対する支援

今回は、鉄軌道事業の費用構造について詳しく触れられているのが特長かと思います。いうまでもなく鉄軌道は装置産業、かつ労働集約型の産業ですので、固定費の軽減には一定の限界があるのは想像に難くないところで、資料ではこの問題について、理解の一助となりそうな数字が挙げられています。
資料の最後にはまとめとして、下記の項目が記されています。

「・わが社は、設立以来、毎年輸送人員の減少が継続し、人件費の3割削減などの大幅な合理化を実施し経営を維持してきました。
・しかし堺市内の収支は毎年1億円を超える赤字を続け、近年は輸送人員の減少や修繕費の増加により2
億円を超える赤字となっています。
・今後、大幅な費用削減は難しく、また安全水準の向上などに対し費用増大の可能性すらあります。
・阪堺線(堺市内)は、事業としては成り立たなくなっており、運営経費の一部を堺市にご負担いただき
収支を均衡させる以外に路線存続の道はないと考えています。
・それには、阪堺線が堺市にとって必要であり、公費を負担する価値があると多くの市民に認識して頂く
ことが必要。
・そのためには、運賃面での利便性向上、低床式車両の導入やバリアフリー化、運行ダイヤの工夫など、
事業全般にわたっての利便性向上策を図ることが必要。
・「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の中の「軌道運送高度化事業」により施設・車両を公
有化し、市と当社の双方が責任を持つのが最も良いと考えております。
・以上、私ども阪堺電気軌道は、今後も引き続きより多くの皆様にご利用いただけるよう努力して行きた
いと考えております」

かなり重い内容です。関係の方々には、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律、軌道運送高度化事業。これが世に出た背景と、その持つ意味について、是非とも再確認していただきたいと思います。

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2008年2月 綾ノ町

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【0073】公共交通の固定費に関して私見

あくまでも私見ですが
先般、かなりの衝撃を覚えるニュースに接しました。

いすみ鉄道様サイト
自社養成列車乗務員訓練生を募集
http://www.isumirail.co.jp/topics/100305.html

いすみ鉄道(千葉県夷隅郡)では、乗務員教習に関する費用(総訓練費約700万円)は自己負担してもらうという前提で、社員募集を行うという例が出てしまったという事です。
一部マスコミでは、面白おかしく紹介された面もあったようですが、とても笑って聞ける話ではありませんでした。事態はここまで来たのか、いよいよ公共交通の危機かなと暗澹たる気持ちになりました。ある程度に裕福で、その上で公共交通に理解のある人材でなければ、運転士のなり手がいない、そんな時代が来ていると実感せざるを得ません。

阪堺線に限らず公共交通存廃についての議論をしていると、事業者を変更すればいい、とか、従業員の給与を削減したらいい等という意見を簡単に開陳される方が散見されますが、本当にそれで問題が解決するのかどうか、大いに疑問を感じています。従業員の方にも生活はありますし、阪堺電車の場合では、この方々の生活圏は大都市近郊ですから、限度以上の人件費削減は「大阪で暮らすな」または「仕事を続けるな」という事につながってしまうのではないかと懸念します。

地方なら低い給与水準でいいのかというと、そんな訳ではありません。ローカル私鉄では折角運転士の資格を得た職員さんが、長く職を続けられない(退職、あるいは待遇のましな他社に転職)という事例が多発していると仄聞します。運転士として一人立ちするまでには、各種の教習を経た上で、先輩運転士のマンツーマン指導が必要となります。この時間単価だけでも相当な金額になる訳で、これが短期間でパーになれば、苦しい事業者にとっては大きな打撃となります。冒頭に紹介した、いすみ鉄道の例はその典型でしょう。

電車やバスの運転に携わるお仕事は、想像以上に過酷なものです。従業員の方々はみな、絶対安全の重責を背負いつつ、不規則なシフトを定年まで勤めておられます。決して物好きや趣味でできる仕事ではありません。みなさん生活を賭けて働いておられる、普通の社会人の方々です。普通の人が仕事を続けられる待遇、普通の人を擁している会社が事業を続けられる環境が、交通インフラに求められているのではないかと思うのですが、如何でしょうか。

この春も阪堺電車では、多くの新人運転士さんがデビューされています。横には見守る「お師匠さん」の姿があります。まずは無事に、そして長く、運転し続けていただきたいと願うばかりです。

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2010年3月 帝塚山3丁目
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【0072】資料:鉄道路線廃止と代替バス

東京堂出版から、下記の新刊が出ています。
===============
書名:鉄道・路線廃止と代替バス
著者:堀内重人
定価:2100円(本体2000円+税)
ISBN978-4-490-20696-8
===============
東京堂出版様サイト
http://www.tokyodoshuppan.com/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-490-20696-8

大きく2部に分けて構成されており、第一部は総論として鉄道廃止と地域への影響を、第二部では代替バス化された最近の10例の状況が紹介されています。
事例紹介では「よくて4割代替バス」の言葉を裏付ける例がたくさんあり、バス化の難しさを痛感させられるところです。堀内先生は運輸全般に造詣が深く、高速バスについての著書もあり、決して鉄軌道維持至上主義者という訳でもない点には留意したいところです。

だからバスではダメですよ、と主張したくて紹介している訳ではありません。阪堺線に限らず、公共交通の適正なありかたについて冷静に判断していただく為の資料として、お読みいいただければ、と思います。鉄軌道維持、バス代替に関わらず、維持する為に取られた数々の施策は参考になると思います。今の堺市に活用できそうな事も少なからず紹介されています。また逆に、してはいけない施策もあるように思います。

堀内先生の著作に関して、もう一編。
===================
書名:廃線の危機から甦った鉄道 (仮題)
著者:堀内重人
予価:1,890円(本体1,800円+税)
ISBN 978-4-88732-198-4
===================
中央書院様サイト 近刊情報
http://www.chuoshoin.co.jp/kinkan/index.html

前掲書でも紹介されており、大いに期待されている一冊ですが、4月発刊がペンディングになってしまっています。理由は、たぶん堺です。上記近刊情報には、予定内容として下記の項目がありました。
===================
●各地で奮戦する「地域の足」の起死回生策!
地域の鉄道を存続させるためには、何が必要なのか?
廃止目前から一転、再生を図る鉄道・軌道5路線のケーススタディをもとに、公共交通の活性化策を検証する注目の書!

【本書の内容】
第1章 三岐鉄道北勢線(三重県)
――大手民鉄から既存民鉄への移管
第2章 和歌山電鐵貴志川線(和歌山県)
――大手民鉄から新会社への移管
第3章 富山ライトレール富山港線(富山県)
――JRローカル線のLRT化
第4章 阪堺電気軌道、堺市の東西LRT計画(大阪府)
――公設民営による上下分離をめざす
第5章 ひたちなか海浜鉄道湊線(茨城県)
――地方民鉄から第三セクター鉄道へ
第6章 地方鉄道再生・活性化への提案
――存続には何が必要なのか

===================

思わず溜息が出てしまいました。「公設民営による上下分離」がアピールポイントとして扱われています。
北勢線、貴志川線、富山港線、湊線。公共交通が大苦戦する時代、貴重な先進事例として紹介されている各線に、阪堺線も名を連ねる大チャンスだったのですが。

また間に合うのではないのかな、堺市にがんばって欲しいなと思います。東西線は宿題でも構いませんが、今ある電車を失えば、ドラマの起しようもありません。素晴らしい第4章を収録して、本書が世に出る事を願ってやみません。

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発車OK 上下分離軌道線

2009年12月 富山市環状線 大手モール 
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【0071】資料:鉄道ジャーナル誌の記事

発売中の鉄道ジャーナル今月号(2010年6月 通巻524号)に、富山の路面電車についての記事が掲載されています。

鉄道ジャーナル様サイト
http://www.rjnet.jp/journal_top.html

佐藤信之先生(亜細亜大学)によるもので、昨年末に開業した市内環状線を中心に、富山市における路面電車事業の取り組みについて紹介されています。得るところの多い記事ですので、機会のある方には是非ご覧いただきたいと思います。

文中、特に印象に残ったのは、路面電車の上下分離に関する記述でした。平成18年、環状線構想に携わった富山市の副市長さんは、国土交通省に対し上下分離の件を相談した際、「法律違反」との判断がなされたとの事。鉄道事業法では規定されている上下分離ですが、路面電車が適用を受ける軌道法では、この規定がないのが理由だったという事です。
この時期堺市でも、というか堺市の方が先行していたのですが、路面電車の上下分離を検討していました。当時、趣味の会合で、堺市で鉄軌道事業をご担当なさっていた方をお招きしてお話を伺った際にも、やはり国土交通省の反応に苦慮されていると話されていたのを覚えています。

今回新たに識ったのは、記事中にある以下の箇所でした(「」内引用)。

「平成19年入って、軌道事業の上下分離の制度化の動きが急展開する。富山市が積極的に要望したわけではないということで、この間の経緯は不明である」

佐藤先生が経緯不明とされているのは意外なんですが、何かご配慮があっての事かも知れません。
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(案)は第166回国会にて、衆議院、参議院共に全会一致で可決となっています。

これ、堺市です! 堺市ががんばったんです!
国土交通省方面に詳しい知人によると、この時期、堺市鉄軌道の担当者の方は何度も本省を訪問、かなり先方からウザがられながらも諦めることなく、路面電車上下分離について交渉されたという事です。結果、各方面からの理解を得る事に成功したとの事です。

当時同好の士の間では、堺市ようやったなぁとの声が聞かれていましたが、実際のところ、堺市と富山市の両プロジェクトを念頭に置いての法案可決かと思っていました。今回の記事では、富山市は千葉都市モノレールでの事業を参考に打開策を探っていたとの事で、軌道法による制度化には距離を置いていた事が明らかにされました。

という事は・・・もう堺市しかないやん(^^)。

この後、富山市では早速「富山市地域公共交通連携計画」「軌道運送高度化実施計画」を策定、環状線整備事業を本格化させる事になりました。法律が有効に使われた訳でご同慶の至りですが、これを産む原動力となった堺市において、お膝元の電車が見殺しになるのはどうしても理解ができない話です。というか、衆参両院で全会一致なのに、賛成しはった先生にどう説明する気なのかと心配になります。

「堺市地域公共交通連携計画」
「阪堺線軌道運送高度化実施計画」

これを見たいのは、地元の人間だけではないと確信します。
勇気と自信をもって、行政の英断が下される事を、改めて強く祈念させられる記事でした。

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2009年12月 富山市環状線 開業式典 
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【0070】下り細井川に案内板設置

細井川電停の下りホームに、案内板が新設されました。
同ホームは上屋が無いため営業案内を掲示できずにいたのですが、今回、広告板スペースの空きを活用する形でボードを新設。時刻表と運賃案内を併せての表示が実現しました。間近にみると苦心の跡がしのばれます。
昨年から各電停に設置されている運賃案内は、天浜直通以降の運賃体系に対応、各電停の上下毎に、一枚ずつ内容が異なっているもので、これもなかなかの労作です。

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2010年4月 細井川
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【0069】「いちびり検定」行ってきました(2)

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本線堺駅からは真剣勝負開始。南海電車関係の問題が出るので楽勝やと思っていたのですが、なぜか誰も脱落しないぞ(^^;。そこで出た問題が
「今年の住吉大社の初詣者数は250万人以上である→ ○か×か」
若干下かと思ったので×組に回ったのですが、正解は○でございました。3が日は住吉をウロウロしていた私でしたが、電車ばっかり拝んでいたので仕方ありません(^^;。

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なので私はここでアウト。残念なクリア票が手元に残りました。イベント行程には付いてきていいですよとのお話で、多くの方が随行されました。

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当日ご参加の坊やが持っていた巾着袋。いいなぁ。
絵柄から見てお父様が相当な電車ファンなのだと思います。坊やにもずっと、チン電好きでいて欲しいものです。

昼食後、住吉大社から午後の部がスタートとなりますが、私はイベント電車を見たいので、堺シャトルに乗車。阪堺線で先行しました。
我孫子道では、166が特製マークを付けて待機していました。また6番の登場です。前日夕方から、車庫のそれらしい場所に泊っていたので予想されていましたが、最近の166の好調ぶりは目を見張るものがあります。

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2010年4月 我孫子道

扱所前まで出てきたので一枚。まもなく発車ですので、沿線に先行、北天下茶屋で待つする事にしました。走行写真はポジなので画像を出せませんが、車内では楽しく行事が続けられていたようです。
その後今船に移動し、帰路回送も撮影。下り方のマークは取外されており、クイズ賞品として使用されました。

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2010年4月 今船-松田町

時計を見ると15時半。本隊を追って通天閣に向かうと、ちょうど決戦に入るところでした。

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最終メンバーは壮年の紳士、若いお母さん、兄妹のお子さん、イケメンの好青年という構成で、バランスのとれた問題が続いていた事をうかがわせます。ここからは記述回答で、通天閣に関する問題が出され、結果イケメンの彼がチャンピオンとなりました。インタビューによると鉄道研究会に所属されている由です。おめでとうございます(^^)。

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「あんたが大賞」表彰状は、阪堺電車の営業課長さんから授与されました。

6時間位の行程、和やかな雰囲気で沿線を楽しむ事ができました。何人もの参加者の方から、阪堺線は絶対残してもらわんとアカンで、というお声も聞かせていただきました。状況は厳しい中ですが、今後もこのような積極的な企画が続けられるよう、強く期待したいと思います。

最後になりましたが、当日お世話いただきました南海電気鉄道、阪堺電気軌道、南海バスの方々とご参加の皆様、司会の子守康範さんに厚く御礼申し上げ、ご報告とさせていただきます。

(写真は全て2010年4月撮影 画像の無断転載はお断りします)
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【0068】「いちびり検定」行ってきました(1)

既報の通り4月29日「阪堺縦断ウルトラクイズ いちびり検定」が開催されました。写真を中心にお伝えします。

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先立って先週、拙宅にお送りいただいた参加票。なぜか受付番号が1番になっています。確かに速攻で申し込みましたが(^^;。

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集合場所は大浜公園相撲場。既に多くの方がエントリー。大浜ネイティブには心強い場所ですが、しかし地元で散りたくないものです(^^;。ここで「ILOVE チン電」Tシャツをいただきました。

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司会は子守康範さんがご担当。今年も名調子が期待されます。
私事ながらウチの両親はMBSラジオの愛聴者で、朝は浜渦さんの時代から聞いていたものです。子守さんと少しお話させてもらったよと言えば、たぶん喜んだのでしょう。イベント参加の方にも、リスナーの方々が結構いらっしゃったようです。

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いきなり難問も出たのですが、堺駅まではみんなで行きましょう、という子守さんの慈悲深いご配慮(笑)で、全員で大浜灯台に移動。子守さんは強力な晴れ男との由で、神戸方面の山並も遠望できました。

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灯台では堺に関する問題がたくさん。エンゼル堺のお嬢さんが出題してくださいました。

008
灯台での難問も無事に全員クリア(笑)。次の会場は旧堺港。

007

乙女像、初代阪堺の第一発電所などを遠望しつつ移動。堺港では南海バス関係の問題が出されました。
「南海高速バスの愛称はソラエである→ ○か×か」
「高速バスの最長距離は佐世保線である→ ○か×か」
等の出題。危うく引っかかるところでしたが。
ちなみに前者は×(正解サザンクロス)。後者は○ですが、銚子線と微妙に悩みました。

つづく
(写真は全て2010年4月撮影 画像の無断転載はお断りします)

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【0067】501形補助ステップ 一旦解消

【0042】【0048】でお伝えした501形の補助ステップですが、月末から一旦撤去されています。ちょうど一ヶ月位の期間でしたので、試験的な実施だったのかも知れません。光電管の対応など、苦労のある工事だと思いますが、期間中は非常に好評な設備でしたので、バージョンアップしての再登場を待ちたいところです。

C505e

505号山側
2010年4月 恵美須町
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【0066】「I LOVE チン電」キャンペーン開始!

4月29日より標題キャンペーンが始まりました。電車にもステッカーが掲出されています。
以前の阪堺電車キャラクター柄の時は、701形、601形が対象となっていましたが、今回はランダムに掲出されているようで、1日の時点で501号、161号でも確認できています。

161

161号海側
2010年4月 阿倍野
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【0065】NATTS 5月号 阪堺大特集

沿線誌NATTSでは2010年5月号(通巻115号)では、阪堺電車の特集が組まれています。
表紙から161形の車内紹介、あわせて「まん福チケット」「I LOVE チン電」の案内掲示。続いて2、3面の見開きでは、チン電ゆらりコースと銘打って「①レトロな乙女の散策」「②名跡巡りのぶらり散歩」として堺市内全電停、各一箇所ずつ、近隣のショップ、スポット紹介が掲載されています。嬉しいので全部紹介させていただきます(^^)。

大和川:大和川橋梁
高須神社:薫主堂さん
綾ノ町:山口家住宅
神明町:本願寺堺別院
妙国寺前:刃物会館
花田口:天神餅さん
大小路:丸市菓子舗さん
宿院:とん助さん
寺地町:ゲコ亭さん
御陵前:南曜堂さん
東湊:カスガベーカリーさん
石津:石津神社
船尾:アトリエ ボンボンさん
浜寺駅前:福栄堂さん

姉妹誌「P+natts」でも、阪堺電車特集「路面電車で日帰り旅」が連載継続中です。こちらもご紹介させていただきます。

妙国寺前:曽呂利本店さん
花田口:トト洋菓子店さん
妙国寺前:堺自転車会館
神明町:へんこつ屋さん

NATTS、実にがんばってくれてます。引き続きのプッシュに期待したいものです。

南海電気鉄道様
NATTSサイト
http://www.natts.net/feature/
P+nattsサイト
http://www.natts.net/pnatts/life/index.html

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【0064】南海電鉄主催の阪堺ツアー実施

「I LOVE チン電」キャンペーンに関連して、先に報じられていました阪堺電車ツアーの要旨が発表されました。主催は南海電気鉄道営業企画課です。

南海電気鉄道様サイト
「ものの始まりなんでも堺」
現役最古といわれるチンチン電車で堺を訪ねる日帰りツアーを開催します(PDF:31KB)
http://www.nankai.co.jp/company/news/pdf/100428_2.pdf
http://www.nankai.co.jp/odekake/event/event_02.html#monono

内容、行程は下記の通りです。
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平成22年6月11日(金)
南海今宮戎集合(8:50)
食事つきで4780円(税込)

阪堺恵美須町(161形貸切)
我孫子道車庫(洗車体験)
続いて大小路まで乗車
つるや楽器店(三味線)
郷田商店(おぼろ昆布)
開口神社を訪問

以下貸切バス
青雲荘で昼食(特選穴子御膳「はかりめ御膳」)
南宗寺
大寺餅河合堂(大寺餅)
堺刃物伝統産業会館
八百源来弘堂(肉桂餅)
仁徳陵古墳
南海堺東駅または堺駅で解散(18:20頃)

※I LOVE チン電キャンペーンTシャツをプレゼント
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以上の通り、盛りだくさんの内容になっています。
南海グループ内での阪堺線ツアーは、地元すぎて企画が難しいと伺った事がありました。詳細はお聞きしていませんが、遠隔地からの来訪と違って移動の料金を設定するのが難しいのだろうと想像しています。
そんな中で実施される今回の企画、かなり苦心して行程が組まれた事と思います。是非とも成功して欲しいものです。
阪堺電車では洗車体験ツアーも実施して歓迎。この洗車体験、非日常の経験として好評で、10年ほど前には貸切メニューの目玉として脚光を浴びた事があったのですが、その後車両区の要員が大きく減った事により、実施が困難になっていました(なので今回も平日開催になっているのだと思います)。次の機会があるかどうか判りませんので、ご興味のある方は、どうぞお見逃しなく。定員35名(最少催行25名)となっています。

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