« 【0193】活性化フォーラム:感想(1) | トップページ | 【0195】活性化フォーラム:感想(3) »

2010/09/04

【0194】活性化フォーラム:感想(2)

続きまして山田純範氏の特別講演。
簡易宿所環境衛生同業組合の理事長を務めておられる氏は、ご自身も沿線で育たれ、通学では南海平野線を愛用されていたとの事です。まず冒頭から、苗代田、文ノ里、股ヶ池・・・と当時の駅名を列挙され、南海のチンチン電車への思いを語って下さいました。意を強くした軌道線ファンは私だけではないでしょう。
地域への思いも強くお持ちで、長く新世界・南霞町の活性化に取り組んでおられたとの事ですが、長期に亘り疲弊が続いていた地域への対応には、困惑されていた面もおありだったのではないかと感じられました。

そんな中、留学から戻られたご子息・英範氏が話されたという言葉が、聴講者の胸に響きました。

「親父、オレがこの街を変える」

聞いた瞬間、本当にゾクゾクっとしました。現実に街が変わってますから。結果出しているのを知ってますから。
最近の新世界の復興ぶりの一端は、当ブログ(例えば【0148】)でもご紹介していますが、そのキーマンの一人を目の当たりにした思いでした。この人達やったんかぁ、と、いわばプロジェクトXの実況版を見ている様な思いで、お話に引き込まれていきました。

代って登壇された山田英範氏が、近年の取り組みについて話して下さいました。

Ppt01
外国人旅行者数の激増を示すグラフ。2009年はインフル禍の影響を受けていますが、本年は2008年を凌駕する状況で推移している由です。

Ppt02
利用者状況分析の一端。

バックパッカーは今後も増加が見込まれると思います。その一方で、堺方面は観光目的地として未開拓な部分も多いようです。山田様親子からは、阪堺電車を利用しての堺の観光訴求、また堺の街においても、観光に適した街づくりを行ってはどうかというご見解が示されました。実際に過去、そのような訴求を利用者に展開した際、好評を博したという実績があった上での話である事は言うまでもありません。

山田英範氏が、街を変えられると確信された理由として、外国語への対応、自身の渡航経験、家業としてのホテル業といった項目を挙げられたそうですが、そのバックボーンとしては、自分の街への愛着、街の状況の熟知、そして街を良くしたい意欲、これがあってこその成果だったのだろうと思います。霞町でこれだけの事ができていて、他の街でできなかったら不思議やないかと、一応阪堺沿線数箇所で居住経験のある身としては思ったりする訳ですが・・・。

とにかく、いいお話を聞かせていただきました。結果を出している人の言葉は重みが違うなぁと実感したご講演でありました。山田純範氏はまた、阿倍野筋の商店街でも長く要職にあられたと伺っております。阪堺電車、大阪側の2つの拠点でのご活躍、これからもまだまだ、教えていただきたい事がたくさんあると感じております。

003

簡易宿所環境衛生同業組合さん発行のパンフです

(画像の無断転載はお断りします)

※コメントをいただける場合はカテゴリー「コメントの前に(必読) 」をご覧下さい。

|

« 【0193】活性化フォーラム:感想(1) | トップページ | 【0195】活性化フォーラム:感想(3) »

イベント」カテゴリの記事

チン電のポテンシャル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 【0193】活性化フォーラム:感想(1) | トップページ | 【0195】活性化フォーラム:感想(3) »