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2010/05/27

【0096】第10回サミット宣言文 全文 ~路面電車サミット富山大会(5)~

「第10回 全国路面電車サミット 富山大会」サミット宣言文の全文です

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サ ミ ッ ト 宣 言

大都市圏では新たな鉄道路線が伸びているのに対して、地方圏ではひっそりと鉄軌道が消えています。公共交通機関であるはずの、環境にやさしいこれからの移動手段であるはずの鉄軌道が、採算性という物差しにより存廃が決められています。
そのような状況下にあって、新たに2路線の路面電車を新設した富山市において、記念すべき第10回の全国路面電車サミットが開催され、路面電車とまちづくりについての議論が交わされた意義は大変大きいものと考えます。
JR富山港線を再生して誕生した富山ライトレールの整備を契機に、国において新たな鉄軌道支援策が創設されるなど、少しずつではありますが、路面電車復権に向けての整備が進んでいます。
しかしながら、全国各地で既に廃止された路面電車を再生しよう、新たに路線を設置しようという多くの都市があり、それぞれの都市で夢を描きながらまちづくりを行っているグループや団体があり、それらを実現したいと応援してくれる鉄軌道事業者がいるものの、夢が叶っていないというのも現実です。
私たち、路面電車をまちづくりに活かす活動をしている者の力だけでは、残念ながら路面電車を現実のものとするのは困難です。
国においては、地域主権、地方の独自性を活かした施策展開が進められるよう制度改正をすることが検討されています。交通基本法の制定に向けた努力も続けられています。
高齢社会の到来、そして個人の幸福の尺度に「よりよい環境で暮らすこと」が加えられようとしている今、私たちは、もっともっと路面電車が魅力的であり、人、まち、そして環境へやさしいことを多くの人たちに伝えていかなければいけないと考え、引き続き活動していくことを宣言します。
また、国、地方自治体におかれては、私たちの活動を温かく見守っていただくとともに、私たちの活動の中から積み上げられた路面電車活性化に向けた提案に対し、新たな制度設計を含む施策対応を図っていただくことをお願いします。
最後になりましたが、堺市の阪堺電車が存廃の危機にたたされています。我々は阪堺電車の存続と活用を求めることを参加団体の全会一致で決議をしました。
関係者のみなさま、ぜひご尽力賜りますようよろしくお願いします。

次回は、2012年にお会いしましょう。

2010年5月22日

全国路面電車愛好支援団体協議会
全国路面軌道連絡協議会
全国路面電車サミット2010富山大会実行委員会

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