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2010/03/22

【0035】阪堺電車 存廃危機までの経緯

阪堺線のピンチについて、時間の面での具体的な状況を教えて欲しいというご意見をいただいています。ここで年末以降の経緯を振り返ってみたいと思います。

阪堺電気軌道社長が堺市役所を訪問(09年12月28日)
9月市長選を受けて発足した新体制は、東西鉄軌道中止と共に様々な交通構想(ニュートラム、地下鉄等)を掲げていましたが、何故かこの時期まで、南海阪堺との公式な会談は持たれていなかったとの事で、阪堺サイドとしては年末、シビレを切らしての訪問だったという感があります。山本社長は席上、これまでの経緯と共に、今後の具体的な支援策の提示を訴えられたという事です。

堺市で庁内委員会と専門チームを設置(10年1月6日)
年初、堺市は阪堺線堺市内区間の存続や東西鉄軌道整備などについて検討する、庁内委員会と専門チームを設置したと発表。年末の阪堺からの申し入れを受けての動きと思われます。

堺市議会でLRT計画関連予算削減可決(10年1月13日)
平成21年度補正予算案について再度審議、総合交通網調査費300万円を残し、LRT計画関連予算を削減する修正案が可決承認。削減された予算の中に、これまた何故か阪堺線の線路改修費用が含まれていたとの事です。

南海社長と堺市長会談(10年1月22日)
LRT中止(阪堺電気軌道の経営予定者を解除)とともに、阪堺線公有化の白紙撤回も、堺市長が南海に申し入れ。南海は席上で「堺市内の本来あるべき公共交通体系と、街づくりの方針」、「阪堺線やバスなどの公共交通の位置づけ」についての明示を市側に要望。阪堺線については2010年度の暫定措置と中長期的な対策についての協議を申し入れたとの事です。阪堺線は9月に存廃の結論が出され、その判断は6月までに出ている材料によってなされるという事になっています。

堺市役所サイト リリース文
東西鉄軌道事業に係る経営予定者の決定解除及び阪堺線公有化の撤回申入れについて
http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_koho/pub1002/01_01.pdf

以上概観した通り、6月までに具体的な支援策が提示されなければ、9月には阪堺線の廃止が決定するという事になっているのが現状の様です。今が3月も下旬ですので、一体あと何日あるんだろうという話です。

阪堺電気軌道が当初、堺市に存廃協議を申し入れたのは2003年の事でした。当時から進められてきたカウントダウン、10から始まって7くらいの所で、いったん周囲の耳には聞こえなくなっていた感じですが、だからと言ってリセットされた訳でもないだろうな、と思っていました。これが昨秋、いきなりラスト2でコールが再開されたといったところでしょうか。いま残り1カウントあるのかな? 実際はレフェリーの誤差くらいしか残っていないんじゃないかな、というのが実感です。
この件については資料の整理を兼ねて、しばらくお話を続けさせていただきたく思います。

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